アメリカビザ SEVIS(セビス)について
①そもそもSEVISって?
SEVISとはStudent and Exchange Visitors Information Systemの略の事であり
アメリカ留学をするにあたって必要となるSEVISを管理をするネット上のシステムの事。
②SEVIS対象者
アメリカ留学をする方でF-1、M-1、J-1ビザを申請する方。
・名前
・性別
・生年月日
・住所
・在学状況など
上記の個人情報がシステムによって管理されています。
③いつSEVISがつくられたの?
2001年9月11日に起きた同時多発テロ事件後に留学生や交換渡航者を管理を移民局が強化するために
国土安全保障省によって作られました。
④SEVISはなぜアメリカ留学に必要なの?
SEVISで管理している情報をもとに学校はI-20(入学許可書)を発行するためです。
発行する学校がI-20発行の際にSEVISにログインをするため情報が正確でなければなりません。
留学するかたの個人情報を常にSEVISで管理をしています。
また不法移民を防ぎ、取り締まりをSEVISによって強化しています。SEVISに登録されている情報を確認するためには下記の機関が行います。
・移民局や留学生受入れが認められている学校
・国土安全保障省 ( Department of Homeland Security )
・その他の特別に許可された米国連邦機関
※日本のアメリカ大使館ではSEVISのデータは管理をしていません。
⑤SEVISの種類
F-1:一般留学生(語学学校・コミニュティカレッジ・大学・高校に通う方)など
M-1:職業訓練学校に通う方など
J-1:交換留学生・インターン研修生など
⑥SEVISの支払が免除される方
・F-2、M-2、J-2ビザなどの家族用ビザ申請者
・プログラム番号がG-1、G-2、G-3、G-7で始まる米国政府がスポンサーとなりプログラムに参加する方
・I-20やDS-2019が2004年9月1日より前に発行されている場合は、ビザの申請が9月1日以降でもこの費用は免除されます。
⑦費用
F-1ビザ、M-1ビザ:200ドル
J-1:180ドル
⑧支払い期限
費用は少なくとも面接日の3日前(休館日を除く)に手続きされていなければなりません。
⑨支払い方法
インターネットによる支払い。
I-901(SEVIS費用支払いフォーム)をオンラインで提出し、費用をクレジットカード(VISA/MASTER/AMERICANEXPRESS)で支払います。
※大使館で払うことはできません
⑩支払後の確認・領収書を印刷
・費用が支払われたかを確認したい場合
fmjfee.sevis@dhs.govにEメールをするか(202) 305-2346に電話をすると確認ができます。
・支払後は必ず領収書を印刷すること。
ビザ申請の際にSEVIS費用を支払った領収書が必要になるため必ず印刷してください。
⑪注意点
・在学生の住所変更などあった場合変更をする義務があります。
更新をしなかった場合不法滞在やステータス失効の原因になるので常に変更があった場合は更新をしなくてはなりません。
・学生としてアメリカに行く場合I-20だけをもって入国をしようとすると強制送還の対象となりますので
必ずSEVISも取得しての渡米が必要になります。
・SEVIS支払い後、費用は払い戻すことができません。