アメリカ留学中におすすめの『観光スポット』を都市別に紹介!
アメリカ留学の目的は様々ですが、留学の合間には観光を楽しみたいと思っている人も多いのではないでしょうか。アメリカには人気の高い観光スポットが色々あり、世界中から観光客や旅行客が訪れています。アメリカ留学中に行きたい観光スポットを紹介します。
目次
アメリカ最大の都市ニューヨーク
ニューヨークはアメリカ最大の都市で、世界の経済や文化の中心地といっても過言ではありません。エンターテインメントの街でもあり、非常に刺激的な大都市です。
アメリカ留学中に訪れたい観光スポットには、自由の女神やメトロポリタン美術館、ブロードウェイ等が挙げられます。まず自由の女神はアメリカのシンボルで、ニューヨーク港内のリバティ島にあります。アメリカの自由と民主主義を象徴しており、世界各国から大勢の人が訪れる人気の観光スポットです。
それからメトロポリタン美術館は、ニューヨークのマンハッタンにある世界三大美術館の1つです。膨大なコレクションがあり、美術の教科書に登場する美術品も数多く展示されています。ミュージアムショップも充実しているので、お土産を買うのにも最適です。
また、タイムズスクエアの付近に広がる劇場街はブロードウェイと呼ばれ、ミュージカルの代名詞にもなっています。本場のエンターテインメントを堪能することができます。分かりやすいストーリーのミュージカルも多いので、語学のためにアメリカ留学に訪れた人にもぴったりです。ニューヨークで一度は見ておきたいのがミュージカルになります。
西海岸の玄関口であるロサンゼルス
ロサンゼルスはアメリカの西海岸にあり、一年を通して暖かい気候なので過ごしやすい環境にあります。美しいビーチやセレブが棲む高級住宅地ビバリーヒルズがある都市でもあります。ハリウッドを始めとする観光スポットが沢山あるので、アメリカ留学中に観光を楽しみたい人にもおすすめです。
ロサンゼルスの代表的な観光スポットには、まずハリウッドがあります。ハリウッドといえば映画産業の中心地です。その中でもグローマンズ・チャイニーズ・シアターは、訪れておきたい観光スポットの1つです。ワールドプレミアが行われる場所としても知られ、ハリウッドスター達の手形や足形を見ることができます。それから映画のロケ地として使われることが多いグリフィス天文台もあります。アールデコ調の美しい外観で、ロサンゼルスの街並みを一望することができます。
ロサンゼルスの観光スポットには、サンタモニカビーチもあります。青い海と白い砂浜が延々と続くビーチは美しく、夕日が沈む頃には絶景を見ることができます。サンタモニカビーチは、フォトジェニックな雰囲気が魅力で、遊園地などもあり幅広い世代に人気の高い観光スポットです。
ビーチが沢山あるサンディエゴ
サンディエゴはアメリカの西海岸にあり、アメリカ人がバケーションを楽しむスポットでもあります。豊かな自然に恵まれている場所もあれば都会的な雰囲気の都市もあり、一年を通して過ごしやすい温暖な気候が続きます。
アメリカ留学中に訪れたい観光スポットには、ラホヤビーチやミッションビーチ、ミッドウェイ博物館等があります。ラホヤビーチは、サーフィンが楽しめると人気のレジャースポットです。アシカの数が多く、岩場でのんびり寛いでいるアシカの姿も見ることができます。
ミッションビーチは、ウォーターアクティビティが楽しめるスポットです。砂浜ではビーチバレーを楽しんでいる人も多いですし、海ではサップやサーフィンをしている人も多くいます。ビーチ沿いにはお洒落なカフェなどもあるので、のんびり寛いだり友人同士でお喋りを楽しみたい時にも最適です。
ミッドウェイ博物館は、本物の空母をそのまま博物館にしたものです。一風変わった軍事博物館なので、アメリカ留学の際には一度訪れてみるのもいいかもしれません。船の上には滑走路があり、パイロットになった気分を味わえるスポットもあります。
IT企業が集まるサンフランシスコ
サンフランシスコには、名だたるIT企業が集まるシリコンバレーがあります。カリフォルニア州の北部に位置しており、世界の都市の中でも非常に活気があるところといえるでしょう。世界中から人材が集まるので、文化的な多様性もある都市です。
シリコンバレーで訪れたい観光スポットには、テックイノベーション博物館やビッグ・ベイスン州立公園等があります。テックイノベーション博物館は体験型の博物館で、サンノゼ市と企業が出資して設立されました。ロボットや宇宙探検、バイオテクノロジーといった分野があり、ハイテク産業が集積する地域ならではの博物館となっています。
ビッグ・ベイスン州立公園は、都市の喧騒から離れた自然豊かな公園です。ハイキングコースなどもあるので、体を動かしたい人にもおすすめのスポットになります。自然に触れることで心がいやされます。
また、AppleやGoogle、YahooといったIT企業の会社もあり、観光スポットにもなっています。建物の中まで入ることはできませんが、入っても大丈夫なエリアもあるので一度訪れてみるのもおすすめです。看板の前で記念撮影をしている人も沢山います。
一流の大学が多い学園都市ボストン
ボストンは、アメリカの中でも一流大学が多い学園都市です。マサチューセッツ州にあり、ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学等があります。
アメリカ留学中にボストンで訪れたい観光スポットには、ボストン美術館やフリーダムトレイル、フェンウェイパーク等が挙げられます。ボストン美術館は、世界四大美術館の一つに数えられています。ボストン美術館には世界各地のコレクションが集められており、日本美術のコレクションが多いことでも有名です。
フリーダムトレイルは、アメリカ最古の都市公園であるボストンコモンやマサチューセッツ州会議事堂、パークストリート教会など16の公式スポットをめぐるウォーキングコースになっています。アメリカの建国の歴史を垣間見ることができます。ただし、全部めぐるとかなり歩くので、体力は必要になります。
フェンウェイパークは、野球好きの人が喜ぶ観光スポットです。メジャーリーグ最古の球場とされており、ボストン・レッドソックスの本拠地としても知られています。メジャーリーグベースボールが行われている時に、実際に試合を観戦して楽しみたいものです。
アメリカの首都ワシントン
ワシントンはアメリカの首都で、政治の中心地として知られています。アメリカの大統領が住むホワイトハウスがあります。
アメリカ留学中にワシントンで訪れたい観光スポットには、リンカーン記念館やスミソニアン博物館、アメリカ合衆国議会議事堂などが挙げられます。リンカーン記念館は、第16代アメリカ大統領だったエイブラハム・リンカーンを記念して建設されました。リンカーンは奴隷解放の立役者でもあり、アメリカ人だけではなく世界の人々から尊敬を集めています。
スミソニアン博物館は、アメリカを代表する科学や産業、芸術などの博物館です。2009年に公開された映画「ナイトミュージアム2」の舞台にもなりました。
そしてワシントンを代表する建物が、アメリカ合衆国議会議事堂です。巨大なドームがある建物で、ワシントンのシンボル的な存在となっています。4年ごとにアメリカ大統領の就任式が行われます。キャピトル・ビジター・センターがあって、観光客は自由に見学することができます。ただし、アメリカ合衆国議会議事堂の内部に入って見学するためには、ツアーに参加する必要があります。
工業都市として発展した街シカゴ
シカゴは、五大湖の周辺に広がる工業地帯の中心地として発展した都市です。超高層ビルも多く建設されており、美術館や博物館といった文化施設も色々あります。
アメリカ留学の際に訪れたい観光スポットには、ミレニアムパークやジョン・ハンコック・センター、ウィリスタワー等が挙げられます。ミレニアムパークは、シカゴの大都会の中にあるオアシス的な存在の公園です。パブリックアート作品が設けられており、アートが気軽に楽しめるスポットとして人気があります。また、ミレニアムパーク内には劇場やコンサートホール等も設置されています。
ジョン・ハンコック・センターには、360シカゴという展望台があります。シカゴの街並みを一望することができ、夜にはライトアップされキラキラと輝く夜景を楽しむことができます。ウィリスタワーはシカゴで一番の高さを誇るビルで、1998年までは世界で一番高いビルでした。展望台のスカイデッキが設けられており、フォトジェニックな写真が撮れると人気があります。観光客で行列ができていることが多いですが、優先して入場できるパスもあるので時間短縮になります。
バラの街ポートランド
ポートランドはオレゴン州にある都市で、バラ園が多いことからバラの街と呼ばれることもあります。ポートランドの主な観光スポットには、ポートランド美術館やファーマーズマーケットが挙げられます。ポートランド美術館は、アメリカの西海岸では最古の美術館です。ポール・セザンヌやクロード・モネの絵画などが収蔵されており、浮世絵のコレクションもあります。また、ポートランド市内にはファーマーズマーケットが色々あり、地元の新鮮な野菜や果物などが手に入ります。地元の人々の日常生活を体験できる場所でもあります。
テキサス州の州都オースティン
オースティンはテキサス州にある都市で、テキサス州の州都でもあります。美術館や博物館などもあり、音楽イベントなども開催されています。オースティンの観光スポットには、トラヴィス湖があります。コロラド川にある湖の1つで、夕日が美しい場所として知られています。トラヴィス湖の周りでは、アウトドアやキャンプが楽しめます。アメリカ留学中にアウトドアをしたり、自然に触れたりしたくなった時におすすめのスポットです。それからワイルドフラワーが咲く地域でもあり、その時期になると美しい景色が広がります。
マリンアクティビティが楽しめるマイアミ
マイアミはフロリダ州にある都市で、観光スポットとしてはマイアミビーチが良く知られています。全米でも有数の大都市圏にあり、キューバに近いので空軍基地等もあります。
マイアミの観光スポットには、マイアミビーチやマイアミ水族館、ベイサイドマーケットプレイス等があります。マイアミビーチは、白い砂浜が印象的なアメリカ有数のリゾート地です。のんびりとビーチで寛ぐ観光客も多いですし、サーフィンやシュノーケリングといったマリンアクティビティも楽しめます。
それからショッピングを楽しみたい人におすすめなのが、海辺沿いにあるショッピングモールのベイサイドマーケットプレイスです。地元の個性的な雑貨から高級ブランド品まで幅広く揃っており、ここでしか買えないものも沢山見つかります。夜になると雰囲気も変わるので、海辺の夜景も楽しむことができます。
マイアミ水族館は、アトラクションやショーが充実している水族館です。子どもから大人まで幅広い世代に人気があり、アメリカの最古の海洋水族館です。生息数が激減しているマナティーの保護にも力を入れていて、マナティーに会うこともできます。
リゾート地として人気のホノルル(ハワイ)
ホノルルは、ハワイのオアフ島にある都市です。ハワイ王国時代には首都が置かれていました。世界から観光に訪れるスポットで、日本人にも人気を集めています。
ホノルルの代表的な観光スポットには、ダイヤモンドヘッドやワイキキビーチ、アラモアナ・ショッピングセンター等が挙げられます。ダイヤモンドヘッドはワイキキの東にそびえる死火山で、世界中から多くの観光客が訪れるスポットです。中央部にクレーターがあり、山頂からの眺めは絶景なので一度は見ておきたい景色になります。山頂までトレイルが整備されているので、登れるようになっています。
ワイキキビーチは、ワイキキ市内にある8つのビーチのことをいいます。ホノルルの中でも最大のリゾート地で、ビーチ沿いには多くの宿泊施設が軒を連ねています。サーフィンなど様々なマリンアクティビティが楽しめ、サーフボードのレンタルショップ等もあります。
アラモアナ・ショッピングセンターは、様々なジャンルのお店が揃うショッピングセンターです。高級ブランドのブティックもあれば、レストランやフードコート等の飲食店もあります。買い物や食事を楽しむのに最適なスポットです。
まとめ
アメリカ留学中に訪れたい観光スポットは色々あります。美術館や博物館など文化に親しめるスポットもありますし、ビーチなど海のレジャーを楽しめるスポット等様々です。買い物やグルメを楽しみたい時には、ショッピングモールに行ってみるのもいいでしょう。
コミュニティカレッジから大学編入失敗のよくある要因と対策
アメリカ留学をして勉強してみたいという人は多く、コミュニティカレッジを利用する人がいます。中にはいろいろな理由で大学編入失敗する人もいるでしょう。語学力の壁を感じたり、ホームシックになるなど理由はさまざまです。大学編入失敗によくある要因や注意点などについてご紹介します。
目次
コミカレは日本でいう専門学校
アメリカにはいろいろなコミュニティカレッジがあり、これは日本での短期大学や専門学校などの高等教育機関になります。周辺で暮らす人がアカデミックな学習の基礎や就職するため、基本的な知識を学ぶ学校です。
比較的リーズナブルな費用で学ぶことができたり、大学を目指したり編入したい学生にとって基礎教養になる2年分をカレッジで身に付けることができます。
ビジネスなどさまざまな業種別の知識を学ぶことができ、ホスピタリティやツーリズム、航空業などいろいろなプログラムがコミュニティカレッジ毎にあります。1学期で修了する修了証プログラムや2年間で取得する準学士号など、さまざまなコースを選択することが可能です。
授業料を抑えることができます
進学するなら4年制大学に進めば良いのではと思う人もいるでしょう。海外の4年制大学に通う場合、高額な授業料を支払うことになります。例えばカリフォルニア大学のロサンゼルス校では、1年間必要とされる費用は約600万円です。単純計算すると4年間で約2,400万円になり、誰でも選べる進学方法ではないでしょう。
コミュニティカレッジの場合、基礎教養を学ぶことができ最初2年間で学ぶ科目や単位などを取得すると、費用が抑えることが可能です。UCLAへの編入する学生が多いサンタモニカカレッジについて、1年間通う場合は約300万円と半額で済みます。コミュニティカレッジを2年在籍し、4年制大学の2年在籍するとかなり節約することが可能です。
入学しやすい特徴があります
コミュ二ティカレッジにはいろいろなメリットがあり、入学のしやすさがあげられます。4年制大学に進学する場合、高い英語力や成績平均点にプラスして、英語で受験するテストのスコアも必要です。学校長の推薦状には自身のアピールポイントが記載された英文エッセイもいるでしょう。日本の受験英語を勉強している場合、TOEFLiBT80以上になるのは難しいです。5教科はもちろん音楽など全教科の平均点を吟味されるようになり、エッセイもポイントです。
コミュニティカレッジなら、入学できる可能性は高まります。入学要件として高校を卒業していたり、英語力があることなどが条件です。日本人留学生の多くがコミュニティカレッジを選んでいます。学校によっては英語要件がない場合がありますし、英語要件が厳しい学校でもTOEFL60点程度と大学に比べると低いです。
大学編入失敗理由①コミカレで人種差別され挫折
せっかくコミュニティカレッジに入学しても、大学編入失敗する人は多いです。いろいろな理由がありますが、例えば人種面の挫折があげられます。日本にいる間は感じることがない人種間の違和感は大きく、移民大国のアメリカですがまだまだ根強く人種差別が残っているエリアがあります。
アメリカ人はフレンドリーで親切な人が多いですが、コミュニティ意識が強く部外者や少数派などに対して時にはシビアな態度を取るでしょう。プロジェクトなど一緒に作業する場合、露骨に無視されるケースも多いです。
ショップ店員の中にも人種によって尊大な態度をとる人もいて、居心地の悪い感じを体験するかもしれません。日本人にとって強烈な体験になり、ナイーブな人なら疎外感を感じたり傷つくこともあります。
大学編入失敗理由②英語力の伸び悩み
大学編入失敗の理由として、語学面の挫折があげられます。アメリカ留学における大きな壁は英語力になるでしょう。英語力はアメリカ人学生と同じ発音やアクセントなどになるので、難しいかもしれません。会話や発言、生活などに支障のないぐらいの英語力にはなるでしょう。
しかし頭で分かっていても、自分が思ったようなスムーズなコミュニケーションを図れるとは限りません。きちんと発言したつもりでも、少し笑われたりあまり理解してもらえないケースも最初の頃は多いです。このようなもやもやした場面に直面すると、ジレンマから英会話への劣等感を感じることになり、すべてに対して劣等感を持つのに繋がる可能性があります。
大学編入失敗理由③慣れない留学生活でメンタル不調に
精神面の挫折も大学編入失敗の要因になります。日本でも見知らぬ土地に引越しすると、誰でも精神的な負担が大きいものです。自分からアメリカ留学を希望したとはいえ、英語面でのハンディがあるような環境で、独りで生活しなければならないのは精神的にかなりハードでしょう。
まだ信頼できるような人がいない状況では、心理学的に精神的にもバランスを崩しやすくなったり、何か失敗するようなことがあればこの時点でかなり挫折を受けることも多いです。アメリカ留学したばかりの時期では、小さなことでも挫折感を感じやすくなっています。中には健康状態も崩してしまう人もいるので注意が必要です。
大学編入失敗理由④有名なコミカレに入ったことで安心してしまう
アメリカのコミュニティカレッジを選択する場合、編入率の高さを基準として選らばないようにします。例えばカリフォルニア大学のロサンゼルス校へ編入がしたい理由から、サンタモニカカレッジを選択する場合、勉強をがんばって編入するため出願をする人がいます。まったく同じ成績で他のコミュニティカレッジからの留学生がいる場合、サンタモニカカレッジに通学しているからといって審査に優先されることはないです。
同じ州内からの出願なら、審査については平等に行われるようになります。コミュニティカレッジを選択する場合環境や規模、提供コースが希望にそっているかなど、さまざまな情報から選択することをおすすめします。
あくまで個人の頑張りが評価されるため、どこのコミュニティカレッジを卒業したかは合否には関係ありません。
対策①コミカレ入学前に英語力をアップさせておく
コミュニティカレッジに進学すると、英語コースから抜けないこともあります。入学に求められる条件として、高校卒業資格や18歳以上がありますが学校が定める英語力も必要です。カレッジによって英語力なしでも入学でいますが、これはアメリカ留学生にとって甘い罠と言えるでしょう。
現地で英語を学べばいいと思っていて、語学勉強していてもなかなか英語コースが終わらないこともあります。人によって半年や1年かかったり、1年半かかって英語コースを終了する人もあります。
英語コースから抜け出すことができず、アメリカ留学費用がオーバーし途中で帰国するような人もいるでしょう。留学を選ぶ場合出発する前に英語力をどれだけアップできるかや、必要となる費用について事前準備が必要です。
対策②コミカレの授業が甘くないことを理解し真面目に取り組む
アメリカ留学しても、必ずしも4年間で卒業することはできません。コミュニティカレッジの大学編入コースは2年間で完了するプログラムですが、これは単位を2年間ですべて修了できた場合になります。
コミュニティカレッジや大学で単位を取得するのは、決して簡単ではありません。積極的に講義に参加したり、レポートはきちんと提出することは最低限必要です。ディスカッションやプレゼンテーションなどが行われる場合、資料を徹夜で作成することもあるでしょう。
日本の大学では講義は受け身になっており、学期末のテストをクリアすると単位をもらうことが可能です。アメリカでは進学する場合、決して甘くないことを理解しなければなりません。
まとめ
アメリカ留学することは、精神的に身体的に辛いものがあります。大学編入失敗例として精神的な挫折や体調を崩したり、留学を続けられなくなる人も多いです。そのような場合日本の家族から精神的なサポートは重要で、いろいろな挫折を回避することができるでしょう。コミュニティカレッジから編入したいなら、日本にいる頃から英語力をアップしたり、費用の準備が必要になります。
なお、以下の記事でコミュニティカレッジから大学に編入する方法をまとめております。大学編入は決して簡単ではありませんが、きちんと取り組めば可能ですのでぜひご覧ください。
アメリカ留学にはホームステイがおすすめ?メリットやデメリットを解説!
アメリカ留学を決意して場所が決まったあと、滞在方法について迷う方は少なくありません。一人暮らしからルームシェア、学生寮まで幅広い方法があります。その中でも特に人気があるのが、現地の家族と一緒に過ごすホームステイです。ここではアメリカ留学においてホームステイを利用する場合の基礎知識やメリット・デメリット、有意義なアメリカ留学を達成するためのポイントを解説します。
目次
ホームステイの基礎知識とアメリカでの実情
ホームステイとは留学先の一般家庭に住んで、現地の暮らしを体験することです。現地の人々と一つ屋根の下で共同生活を送ることにより、文化や語学の交流を図るのが目的です。留学生が住まわせてもらう家族のことを、ホストファミリーと呼びます。
アメリカの教育学の博士、ドナルド・B・ワット氏によって1932年より提唱されました。異なる文化圏に住む人々が、ともに生活を送ることで人種・政治・宗教を越えて互いを理解することを願って始まったプロジェクトです。アメリカより広がった概念であり、発端であるアメリカ合衆国はもちろんカナダやオーストラリアなど、世界各地にてホームステイが取り入れられています。
アメリカ留学において、ホームステイは非常に利用しやすいです。受け入れ先が数多くあること、留学生に対しての接し方・対応に慣れていることが理由として挙げられます。中にはホームステイ滞在に特化した、アメリカ留学プログラムも用意されているほどです。
ステイ先の選択肢が豊富であること、多民族国家であることも大きな特徴として挙げられます。英語以外の多数の言語が、家の中で飛び交うという可能性もあります。
ホームステイ以外の滞在方法について
アメリカ留学では、ホームステイ発祥の地ということもあって非常にステイ先の候補が豊富です。一方でホームステイ以外にも、アメリカ国内の滞在方法は存在しています。主な滞在手段としてはルームシェアと一人暮らし、そして学生寮が挙げられます。国こそ違えど、その特徴や注意点は日本においての遠方の大学に通う際とあまり変わりません。
ルームシェア
ルームシェアは、一つの家もしくは賃貸の部屋を共用で使う方法です。家賃をシェアするため費用が抑えられて、なおかつ希望の地域に住める確率が高いのがメリットです。ただ住み始めるまでは同居人となる人となりが分からないこと、事前に調べていた写真と住む箇所のイメージが異なることが懸念点として挙げられます。
一人暮らし
全てがプライベート空間である、一人暮らしは自由で過ごしやすいのが魅力的です。コストが上がること、住居をしっかり選ぶ必要があることが注意点です。
学生寮
一人暮らしよりもコストを抑えられるのが、学生寮となります。海外の友達ができやすく、学校との距離も近いのが利点です。なお相部屋となる場合もあり、そこに関してはルームシェアと同じ条件になってしまいます。
アメリカ留学でのホームステイの費用相場
アメリカ留学における費用の総額は1ヶ月で30〜50万円が目安です。ただしこの金額は学費が含まれており、語学学校などの学費を除いたホームステイ費用は1ヶ月につき8〜15万円が相場となっています。他の滞在方法よりもお金が掛かりそうに見えて、食費や光熱費などが含まれていることが多く、予算が立てやすいです。
ホームステイが盛んな国であるため、ひとくちにアメリカ留学といっても滞在都市によって金額は大きく変わります。語学力に自信がある方は、ご自身で交渉することで費用をさらに抑えることも可能です。
都市別に滞在費・食費をあわせた、ホームステイ代の目安を見ていきましょう。
ニューヨーク
世界的な大都市・ニューヨークは、国内においていも中心的な都市であり物価もその分トップクラスです。エリアによって差があるものの、概ね17〜20万円/月は見ておく必要があります。
ロサンゼルス
温暖な気候で住みやすいロサンゼルスも、アメリカ留学の人気のエリアの1つです。その分費用も高めとなっており、約13〜17万円/月ほどは見ておかなければなりません。
シアトル
日本から近いとされる大都市・シアトルも、比較的温暖で過ごしやすい場所です。他の都市よりも比較的ステイ費用は控えめで、11〜13万円/月ほどが目安となります。
ホームステイのメリット①英語に囲まれた環境
他の滞在方法と比べて、ホームステイの優れている点として挙げられるのが英語に囲まれた環境が整うという点です。一人暮らしの場合は、当然ですが家に帰れば自分一人です。しかしホームステイの場合は、家に帰れば必ずといって良いほど家族が居ます。
食事をとりながら英会話をするのはもちろん、朝起きた時の挨拶も英語です。ビジネス英語や英会話など、とにかく語学力をアップさせたいなら生の英語に触れる機会を増やすのが一番です。そのためにも学校で英語に囲まれた生活、さらに家に帰っても英語に溢れた環境というのが好ましいでしょう。
加えて、英語の練習を積むことができる点もメリットです。学校の中では発音・文法を学んだり、クラスメイトとは雑談を楽しんだりできます。一方で家庭における日常会話や、テレビを見ながらの何気ない文化交流は家の中でしかできません。
自然な英会話を身につける上でホームステイは絶好な環境であるとともに、学校で学んだことをすぐに実践できるという環境が用意されている点も特筆すべきポイントです。ホストファミリーと仲良くなれば、疑問に思ったことを気軽に聞けるようにもなるでしょう。
ホームステイのメリット②人との交流と食生活の安定
アメリカ留学の滞在方法にホームステイを選ぶ上で、アメリカの家族と生活できる点も利点の1つに挙げられます。一人暮らしやルームシェアの場合、現地の雰囲気を感じることは出来ても実際の生活はなかなか見えてきません。
教科書や一般的な書籍にはなかなか載っていない生活習慣や国民性、地域ならではのルールや認識は、そこの人々と一緒に生活することでやっと見えてくる事象です。時にはギャップに戸惑うこともありますが、海外の家族と住む醍醐味とも言えます。
ホストファミリーと交わした契約にもよりますが、大抵は食事を用意してもらえます。ステイ費用に食費が含まれていることがほとんどであり、外食しない限りは食費が発生しないのは大きなポイントです。買い物に行かなくても済むこと、安全な食材を家族が見分けて買ってきてくれることは大きな利点です。
自分の好きな料理ばかり食べられる訳ではありませんが、日本との食文化の違いを体感できるのもメリットと言えます。朝食はパンなど食材が用意されていて、好きなものを食べるケースが多いです。ランチは持たせてもらえるか自作、夕食はホストファミリーと一緒に食べる場合が多く食事も楽しみの1つです。
ホームステイのデメリット①ファミリーとの相性
ホームステイのデメリットとして挙げられるのが、ファミリーとの相性問題です。人と人同士の話である以上、当然ながら相性が合う・合わないは発生します。積極的に関わるのが好きな人もいれば、静かに過ごすのが好きな家族もあります。特定の人にとっては最高のファミリーが、自分にはマッチしないと感じる可能性があることも覚えておきましょう。
ホストファミリーによって、留学生との接し方・関わり方が異なる点にも注意が必要です。まるで家族のように接してくれたり、学校の送迎もしてくれるファミリーもいれば、部屋を貸しているだけのビジネスライクな関係を望むファミリーも存在します。相性と同じように、一緒に暮らしてみなければ分からない部分です。
週末は家族が出かけてしまって、留学生が家に一人きりになるといったケースも少なくありません。一緒に外食に行ったとしても、外食費はホームステイの費用に含まれていないため、自分の分は自身で払います。
こういった事例から、家族との関係で悩んだり落ち込んだりする留学生は多いです。週末は一人の自由時間と割り切って、友達と出かけて楽しむのがおすすめです。
ホームステイのデメリット②合わなくても変更が難しい
もしホストファミリーと合わない場合でも、契約の途中でファミリーを変えるのは難しい傾向にあります。窃盗やセクハラに遭遇した場合を除いては、当事者同士で話し合って解決することが第一です。
夏休み・冬休みなど長期期間中は、ホームステイの人が増えて代わりのファミリーを見つけにくいです。特に長期契約を結んでしまうと途中変更がしにくいため、長期留学の場合であっても予約は1〜2ヶ月程度に留めましょう。
エージェントを利用すれば、ホストファミリーを紹介してもらう際に要望を聞いてもらえます。喫煙者に対しての耐性や、ペットに関するアレルギーの有無など生活に大きく関係する事柄については、条件を合わせてもらいやすいです。
一方で、個人的な要望に関してはその全てが反映されるかどうかは運次第となっています。ステイ先に行く前には、家族構成とペットの有無などシンプルな情報しか渡されません。ただこの点に関しては、個人情報の観点から見れば仕方ない部分であるとも言えます。
ホームステイ成功の秘訣①オープンな行動
ホームステイを成功させるための基本事項として挙げられるのが、ファミリーのルールに従うということです。ステイ先は旅館ではなく、一般的な家庭です。お家のルールに従って暮らすことが、大前提となります。
掃除や洗濯、シャワーやお風呂の時間・回数といった生活の細かい部分から門限まで決められたルールを守ることが大切です。もちろん生活を始めてすぐに順応できる訳ではないことを相手も理解しているため、分からないことがあれば積極的に質問しましょう。早いうちにハウスルールに慣れれば、お互いに気持ちよく過ごせて楽しめます。
アメリカ留学では、ホストファミリーが関わってくれなかったという感想を持つ人がいます。実は自分からコミュニケーションを取れていない人が多く、お互い遠慮してしまっているだけというケースも少なくありません。
日本人という国民性からオープンに接するのが難しいかもしれませんが、せっかくの機会であるため積極的に話しかけていきましょう。学校で習ったことから、その日の出来事まで話題は何でも良いです。自分から話しかけるのが苦手な方は、挨拶をしたり感謝の気持ちを伝えたりといったことから始めることをおすすめします。
ホームステイ成功の秘訣②自発的に動く
心地よくホームステイ先で過ごすためには、自発的に動くことも大切です。ゲスト気分を早々に切り替えて、家族の一員として動くように努力しましょう。身の回りのことは自分でしたり、分からないことは聞いたりと自発的な動きを心がけます。手伝えることがあれば、積極的に名乗り出ることも大事です。
小さいお子さんやペットがいる家庭や、農業・酪農など自営業を営んでいる家の用事を手伝えば喜ばれます。優しく接してくれるようになったり、作業の合間に会話が弾んでさまざまなことが学べたりと一石二鳥です。
また生活をする上でも大事なのが、曖昧な返事をしないと心がけることです。奥ゆかしさは日本人の美徳ではあるものの、アメリカをはじめとする英語圏では逆の印象を持たれてしまいます。相手を気遣って曖昧な返事をするのが一般的な日本とは異なり、アメリカでははっきりと自分の意見を述べるのが一般的です。
現地の人々やクラスメイト、ホストファミリーが何か質問をしてきた時ははっきりとした意見が欲しい時です。イエスかノーを告げて欲しいのに、どちらとも言えない意見を返してしまうと自分の意見がない人と思われてしまいます。遠慮せず自分の意見を主張することも、英語の学習の一環と思ってください。
ホームステイ先の探し方
留学エージェント
一般的なホームステイ先の探し方として、留学エージェントを利用する方法が挙げられます。エージェントを介して語学学校に入学申請をする際、プランにホームステイが組み込まれている場合もあります。
自身で探さなくても良い点、空港からステイ先までの送迎を付けることができるケースが多い点などメリットは多いです。問題が起きた時に、エージェントに連絡・相談することが出来るのも嬉しいポイントです。
インターネット
ステイ先を探すための、専門サイトを利用するのも1つの手段です。アメリカはホームステイ発祥の地であるため情報が豊富であり、なおかつ日本語対応のサイトもあります。ファミリーによっては留学エージェントと契約せずに、サイトでのみ留学生を募集している場合もあり、そういったホストファミリーを探す上では最適な方法です。
ただし自分で契約手続きを行う必要があること、ファミリーが安全かどうか分からないこと、さらにトラブルが起きた際も自分で処置しなければならないことが懸念として挙げられます。
まとめ
アメリカ留学には一人暮らしやルームシェアなどさまざまな滞在方法がありますが、語学力のアップや異文化交流を図るのであればホームステイがおすすめです。学校だけでなく帰宅後の家の中も英語に囲まれた環境に身を置くことができ、生きた英語が学べます。自発的に、なおかつ積極的に行動を起こして留学の効果を最大限に高めつつ現地での生活を楽しみましょう。
アメリカ留学には学生寮?メリットやデメリットを解説!
アメリカ留学の際に気になる学生寮で生活する事にはどのような利点があり、またその反面どのようなデメリットもあるのかなど、様々な側面から米国留学における学生寮の参考になるポイントを分かりやすく挙げていきます。
目次
メリット①物件を探す手間が省ける
アメリカ留学での新天地での生活ではホームステイやシェアハウスなどに住むことを視野に入れている方が多いですが、新しい環境の中で一から物件探しを行うことは容易ではありません。通う予定の語学学校や大学などから住む場所が離れすぎているという立地条件の悪さも気になります。
その点において学生寮で生活することは、一から様々な物件を探す手間を省くことができます。住む環境の治安が良いのか、悪いのかなど周辺環境においても、学生寮は安心して過ごすことができる好条件が比較的揃っているのが魅力であり、新天地に着いた早々に、物件や間取りに賃貸などの複雑な物件探しに疲れ果てるような苦労も必要ないのです。
多くの学生寮は学校の敷地内や学校から近い場所にあるなどの好条件も揃っており、通学時間に往復何時間もかかってしまうなどの、不便さものなく交通費も抑えられるのもポイントです。
中心地に位置する学生寮での生活は、時間ロスなどの影響も受けず勉学に集中して生活できる環境が整っていると言え、通学時間の短さの利点は、勉学以外にも交友関係などの時間にも有意義な使い方ができる自由な時間活用が期待できます。
メリット②プライベートな自由な時間が得られる
住む場所がホームステイ先のお家であった場合、その家に住む家族の生活スタイルに合わせた生活の流れが必要となってきます。例えば帰りの門限は何時までなのか、食事の時間や就寝までの時間や起床の時間帯など、各ホームステイ先の家族に沿った流れで1日を過ごすことが必須となるのが現実です。
しかしホームステイはせずに学生寮を選択すれば、このような集団行動の流れに合わせる必要はさほどなくなってきます。学生寮のベースとなっている個人主義の思考は、食事や1日の流れはすべて個人の自由に大部分が任されているのがその理由です。
ですから食事から生活のリズム等など学生寮生活では、ホームステイの環境と比較しても随分と日々の生活の自由度が高いメリットがあります。それにより、よりプライベートな時間を自由に過ごすことができるため、ストレスが溜まりにくく快適に生活できる期待も大きく高まります。
ホームステイ先の各家庭が設けているハウスルールなどに縛られることなく生活ができ、門限などの細かい制限等も比較的緩いため、自分の過ごしたい流れで毎日を送ることができるメリットを受けることができます。
メリット③友達が作りやすい環境下
アメリカ留学では勉学に励む以外にも、友達を作るなどの交流も当然大切になってきます。そのようなとき、学生寮での生活が大いに役立ってくれます。周りを見渡せば、学生寮では同じ語学学校や大学などに通う学生たちで溢れています。
共に学ぶ仲間と学生寮で共同生活をする環境下は、非常に友達作りがしやすい恵まれた環境という点のメリットが存在します。
たとえ学校ではあまり会話をする機会がない相手であっても、学生寮ならばそのあとの生活は同じなので、学生寮のメンバーで一緒に食事を囲んだり、おしゃべりをして飲んだりなどの交流を深める機会のチャンスはいくらでもあります。
こうして授業以外の場面でも、学生寮に帰宅してから友達を作るチャンスに恵またメリットは、交流を深める絶好の機会となり役立ってくれます。
友達作りが苦手な人でも、必然的に多くの人の輪の中で生活することで自然に交友関係が生まれる期待もあります。また新天地での生活でホームシックになってしまうケースも多々ありますが、こうした問題も学生寮は多くの人が周りにいる環境ですので、ひとりで過ごす生活と比較しても、不安を軽減することができるメリットもポイントです。
メリット④食事の心配をすることがない
学生寮の多くにはカフェテリアが存在します。このカフェテリアは寮に住んで生活している学生が、日々の食事をする場所を指します。簡単に言えばいわば学食です。
アメリカ留学での多くの大学には、ミールプランが設けられています。このミールプランとは、1週間の食事の回数や自由に使うことができる金などのプランを意味し、アメリカ留学において学生寮に住む人は、これら何らかのミールプランに入るようになっています。
1回のミールにでは、基本的にメインディッシュにサイドディッシュ、そしてドリンクの3点がベースとなっているところが多く、栄養バランスも配慮された食生活で食事の心配をする必要が少ないメリットが魅力です。
また多くのアメリカ留学の学生寮のミールプランでは、1回で出される食事で貰える量が多い傾向にあるため、残ったものをストックし後から食べるという形も自由です。
例えばヨーグルトやバナナやそのほか食品も食べない分は寮に持ち帰り、次の日の朝食用としても回すことができますので、日々の食事の生活に困ったり、食料の確保に頭を悩ます必要もなく過ごすことが可能となります。
メリット⑤様々な価値観や文化を学ぶことができる
アメリカ留学の学生寮生活では、さまざまな国からの学生も集まっています。いわば学生寮は多国籍環境のなかにあり、今まで知らなったさまざまな文化を知り、日本とその違いを知る絶好の機会の場所としての優れたメリットがあります。
互いがこれまで育ってきた環境や慣れ親しんできた文化も大きく異なり、日本では当たり前の考え方だと思っていたことや当然だと思っていた文化が、他国では全くそうではなかったなどのカルチャーショックも経験するはずです。
そうした文化の違いから、その文化の違いに寛容になる考え方など、これまで経験したことがない様々な視点から、学ぶことができる機会に恵まれます。
またアメリカ留学ですので、学校で英語を学び自分の部屋で英語を練習するのはもちろんのこと、それ以外にも他国の言葉や文化を学んで教えてもらうという興味深い体験をすることもできます。
さらには他国から見た日本を知ることもでき、他の国から見た日本の文化や日本を知ることで、新たな再発見も期待でき、幅広い視野で物事を見つめること学ぶより良い機会を得ることができる体験は、人間力を伸ばせる環境としても役立ってくれる可能性があります。
メリット⑥夜の過ごし方が色々楽しめる
アメリカ留学の学生寮では、個々の自由時間も充実していると同時に、夜の過ごし方も色々楽しめるメリットがあります。例えば授業で提出された課題のなかには個人ではなく、グループで行う課題も多々あります。
そのような時も、同じ学校の学生同士で共同生活をしている学生寮ならば、時間帯を気にすることなく、夜の遅い時間まで皆で集まって課題提出の作業することも可能であり、非常に便利です。分からない勉強があるときも、仲間や友人と夜に勉強会を開催するなどもできます。
もちろん勉学以外にも、夜の楽しい過ごし方もアメリカ留学の学生寮にはあります。アメリカ留学の学生寮では、夜に開催されるパーティーやイベントが多いのも特徴です。特に寮生同士の交流を目的としたパーティーやイベントがある学生寮では、お酒を飲んだり皆で食べたり遊んだりと様々なイベントやパーティーが企画されます。
季節のイベントに合わせたパーティーなど、アメリカ文化に触れながら楽しめる集いから、交友を深めるのに絶好のチャンスとなる集いなど、学校以外での楽しい夜時間の経験ができるチャンスが、学生寮に入ることで高まってくれます。
メリット⑦日本人なら嬉しいシャワータイムの自由
日本での生活では、当たり前のようにお風呂やシャワーを長時間利用してきた方も多いのでは、しかしながら欧米では一般的にシャワー時間が日本と比較し短い傾向にあります。
実際に日本人は他国と比べ、1日に使用する水の量が桁違いに多いとも言われるほど、日本では当たり前だった入浴スタイルが、アメリカ留学では大きく異なるのが現実です。現地ではおおよそ5分から10分程度で終了というパターンも多く、基本的に海外での生活では節水が一般的で日本にいたような浴槽にお湯を溜めてなどの長時間の入浴スタイルは見られないため、これがホームステイだった場合、シャワーを使用する時間を制限されるパターンも多く見受けられます。
その点学生寮のメリットは、誰に注意されることなく時間を気にせずにシャワー時間を過ごすことが可能です。仮に共同バスルームであった場合は、他の留学生に迷惑がかからないようにする配慮は必要ですが、自由にシャワー時間をゆっくり過ごすことができるメリットは、日本人のアメリカ留学生活の癒しとなってくれること間違いなしで、ホームシックやストレス解消にも役立ってくれる期待ができます。
デメリット①ルームメイトと相性が合わない可能性も
アメリカ留学の学生寮では、各部屋にルームメイトとなる相手と過ごすことになります。仮にもしそのルームメイトと気が合わなかった場合、日々の生活に不安が生じるデメリットがあげられます。ルームメイトの生活では、個々の生活スタイルに違いがあるのは当然で、相手に合わせていくのも大変な場合があります。
例えば一方がもう就寝して眠りたいと思っていても、もう一方は就寝時間を過ぎても電気を点けて遅くまで勉強しているなどのパターン、このようなこれらのちょっとした相部屋での過ごし方の違いに、ストレスを感じてしまうケースもあります。
ルームメイトと相性が合わないかもというデメリットには、お互いに十分に話し合い意思疎通を図ることが非常に大事です。共同で生活する相手ですので、相手へ改善して欲しいことや不満に感じていることなどはしっかりと話し合いの場を設けておく必要があります。
違う文化の異なる相手との生活はときに大変なのは当たり前ですが、ルームシェアとの間できっちりとルールを設け決めておくことで、互いに尊重し思いやりながら生活することができます。
デメリット②ついつい日本人だけで固まってしまう
アメリカ留学には日本からも多くの方が毎年訪れており、アメリカ留学の学生寮でも同じ日本人を見かける頻度も高くあり、そうなればついつい生じてしまうデメリットがあります。それが同じ日本人同士で固まって常に行動してしまうという大きな問題です。
せっかく英語を学び向上させる為にアメリカという違う環境下の中に身を置きに来たのにもかかわらず、日本人だけで行動してしまっていては、英語学習の上達にも影響してしまう可能性も大です。
英語を早く上達したければ、そのような日本から来た人だけのグループ行動はできるだけ避け、常に一緒に過ごすという生活は避けるのが賢明です。
日本人同士で見知らぬ国で固まるのは、お互い不安や寂しさの解消や頼りやすいという点で安心できるかもしれませんが、度を越えて一緒に近く居過ぎてしまうことは、本来の目的を果たすことができない可能性も無視できないため、注意が必要なケースと言えます。
その点1日中常に英語を話さなければいけない環境下であり、日本人が近くにいないホームステイはそのような状況を最初から招くデメリットがなく、こうした問題に出くわすこともないです。
デメリット③共同生活だからこそ気を配る必要がある
学生寮では共同生活だからこそ、その使い方や過ごし方に気を配る必要があります。1人暮らしであれば気にする必要がないことでも、共同で何もかもシェアする設備の場合、例えばシャワーやトイレやごみ箱や台所など、自分以外の人も使用することを念頭に気を配って生活する必要があります。
間違った使い方をすることで次に使う相手にも迷惑をかけてしまうため、常に共同で使用する設備等は清潔で綺麗な状態を維持させておく意識が必要となってきます。
しかしながら、この場合のデメリットはいくら自分が気を配っていても、相手がトイレや台所など掃除をしてくれないなどの困ったパターンもあり、潔癖症など方にとっては憂鬱な問題となります。
冷蔵庫の食べ物がなくなっていたり、私物がなくなっていたなどアメリカ留学経験者の中からも、困ってしまった共同生活の悩みの声があげられているのように、学生寮では共同が故のストレスが生じる場合があります。
また1人の静かな時間が欲しいのに騒がしかったり、なかなか1人になる時間ができないというストレスにも悩まされるケースもあり、学生寮との相性により過ごしやすさが異なってきます。
まとめ
アメリカ留学には学生寮がいいのか、その選択に悩んでいる方は、これらのメリットやデメリットを事前に把握しておくことが、快適にアメリカ留学生活を送るうえで大きく役立ってくれます。良い面も悪い面も十分に理解し、自分に最適な住み方を見つけることが大切です。
コミュニティカレッジの入学要件はTOEFL45点以上が目安。
英語に自信がない方がアメリカ留学する際において、コミュニティカレッジは強い味方です。ここではサーティフィケートとリベラルアーツコースの違いや、英語力が低い場合の選択肢について学んでいきます。この他入学時期や入学準備を始める目安、代表的な3校などアメリカ留学の参考になる情報を解説します。
目次
サーティフィケートとリベラルアーツの違い
アメリカ留学を志すにあたって、サーティフィケート(短期留学)とリベラルアーツ(いわゆるコミカレ留学)の違いを学んでおきましょう。この2つで入学要件も大きく異なります。
正規入学とは異なる門戸にあたる、社会人対象のプログラムがサーティフィケートです。将来に直結するクラスを専攻して、必要な単位を取得するという仕組みです。取得した際に与えられる修了証をサーティフィケートと呼び、専門分野における知識・技能を増やして修了証という形でキャリアアップへの足がかりになるのがこのサーティフィケート・プログラムです。
一方でリベラルアーツ・プログラムは、日本語で教養と訳される通り中世ヨーロッパの大学で取得すべき分野である、自由七科が主体となります。言語学における文法と修辞学・論理学、自然科学分野の算術・幾何学、天文・音楽の7つです。
現代におけるリベラルアーツ・プログラムは、細かく専門分野を決めずにリーダー・キーマンとしての基盤となる自然科学や人文学、芸術など多岐の分野を通して幅広い教育を身につける教育です。
サーティフィケートは特定の分野に直結する教育を、リベラルアーツではさまざまな職種・業界で活躍できうる高い教養のための教育を施すといった違いがあります。アメリカ留学・コミュニティカレッジを目指すなら、この違いを把握しておくことが大切です。
シアトルセントラルカレッジの入学条件
ここからはアメリカ留学において代表的なコミュニティカレッジ3校に絞って、それぞれの入学要件を見ていきましょう。アメリカ全土に1,200校以上あるコミュニティカレッジの中でも、TIME誌のベストイヤーに選定されたこともあるのが、シアトルセントラルカレッジです。
ワシントン州の最大の都市であるシアトル内にあり、70ヶ国以上もの国からアメリカ留学生が集まる学校です。留学生の受け入れ数は全米第6位となっておりアメリカ内でも多様な文化を持つコミュニティカレッジとして知られています。
多彩なプログラムが持ち味であり、大学編入から準学士号・学士号に加えて高校卒業資格取得のためのプログラムなど幅広く提供しています。職業訓練プログラムも用意されていて、卒業後の進路にも富んでいる大学です。
カレッジコースへの直接入学であればTOEFLのiBTが64、IELTSは6.0が入学条件として必要です。
短期サーティフィケートであればTOEFLは56でIELTSは5.5、英検2級Aが入学条件となります。
なお付属語学学校の一般英語コース、レベル1〜3を受講するのであれば英語スコアは不要となり日本の学校の卒業証明書および成績証明書で入学条件を満たします。
サンタモニカカレッジの入学条件
ロサンゼルスに位置しているサンタモニカカレッジは、州立2年制のコミュニティカレッジです。1929年に設立された歴史ある学校であり、約34,000人もの学生が在籍する大規模な学校です。カリフォルニア州には112校ものコミュニティカレッジがありますが、中でも編入数が最も大きいとして人気があります。
100ヶ国からなる海外からのアメリカ留学生も在籍し、UCLAへの編入者数はトップを誇ります。なおカリフォルニア州・4年制大学への編入者数は、過去15年間にわたって最大数を誇る優秀な学校です。
学内のクラブ数は50種類以上にもおよび、交通の便が良くサンタモニカの市街地にも近いため最高のロケーションとしてアメリカ留学生にも、国内の学生にも人気があるコミュニティカレッジです。最大規模を誇る敷地面積、150校もの大学と開催するカレッジフェアなど魅力はたくさんあります。
出願の際の入学条件として挙げられるのはTOEFLのiBTが45、IELTSは5.0です。加えて、英検2級Aに至る語学力が入学条件として必要となります。
英語力がない場合であっても、サンタモニカカレッジ近隣にある語学学校を利用することで入学条件を満たすという方法もあります。
デ・アンザカレッジの入学条件
アメリカ留学における人気スポットとして、シリコンバレーは外せません。カリフォルニア州はサンフランシスコ、南部に位置しているエリアにおいて多くの新興企業およびIT系の世界的な企業が密集する地域であり、教育・学問の集約地とも言えるスポットです。
サンフランシスコから南下して、サンノゼまで続くシリコンバレーの中で一際アメリカ留学生に人気なのがデ・アンザカレッジです。
1967年に設立された2年制の公立大学であり、近隣のフットヒルカレッジとは姉妹校となります。人気の理由はシリコンバレーだけでなく、カリフォルニア大学バークレー校への編入率の高さも一因です。カリフォルニア大学は4年制である上に、ビジネス分野に強い大学です。
メインのコースに直接入学する場合はTOEFLのiBTは61、IELTSは6.0が入学条件として必要となります。
なお語学力に不安がある場合は、デ・アンザカレッジが夏休みに提供する英語プログラムを利用すれば良いでしょう。この英語プログラムを修了することで、9月からの秋学期からの入学条件を満たします。英語プログラム自体に参加するのはTOEFLのiBTが52、IELTSは5.0以上であれば参加可能です。
英語力が低い場合は英語要件不要のカレッジに入学することもできるがデメリットも
英語が苦手な方がアメリカ留学の際に強い味方となるのが、入学時の条件にTOEFLスコアが不要とうたっているコミュニティカレッジでしょう。事前に英語を集中的に学ばずとも、日本の高校で学んだ英語だけでコミュニティカレッジへと出願し、許可を得てアメリカへと渡航できます。
しかし英語力不要のコミュニティカレッジに通う場合、デメリットもあるため注意が必要です。入学してからすぐにある、学校指定のオリエンテーションに参加して英語力が十分ではないと判断された場合、卒業に必要のない英語科目の履修が必要となってしまいます。
オリエンテーションの際の学力テストによって、選択できる単位が決まるのがコミュニティカレッジの仕組みです。英語を母国語としない学生が一般科目を履修する際、指定英語単位を取得していなければなりません。すなわち一般科目を履修するには、最低限の英語力が必要とされるという訳です。
英語力がないまま入学できたものの、せっかくアメリカ留学しても在学中に英語の勉強ばかりでは留学のメリットが薄くなってしまいます。アメリカに渡航しても語学力が身につかず、英語のクラスから抜け出せないまま卒業する羽目になるケースが多いことをよく覚えておいてください。
語学力不足を補う手段①大学付属語学コース
アメリカをはじめ、カナダやオーストラリアなどで開設されている4年制大学には付属の語学コースが用意されています。大学での正規課程に入学する上で、必要となる語学力を育成することを目的としたプログラムです。
語学コースから自動的に入学することはできないものの、現地にいながら大学進学を目指すといった方法をとれることがメリットです。海外での大学生活を体験したいといった要望も叶えてくれる、休学留学にもマッチした方法となっています。
大学付属語学コースの特徴として、進学目的であってもそうでなくても入学できる点が挙げられます。もちろんアメリカ留学の際の、大学進学の足がかりとすることも可能です。大抵の大学では英語力を問わない集中英語コースが開かれている他、進学準備・試験対策やアカデミックな英語など高い語学力を持つ人に向けたコースも存在します。
アメリカでは付属の語学コースであっても、学期制の形をとっています。年に数回にわたって入学日を設けられていますがオーストラリアでは5週ごと、アイルランドでは毎週ごとに入学可能です。大学や国ごとに異なるため、入学時期もしっかりチェックしておきましょう。
語学力不足を補う手段②民間語学学校
キャンパス内に設置されている付属語学コースに対して、民間語学学校の多くは都市部のビル構内に設けられているのが特徴です。中にはキャンパスを持っている民間語学学校もありますが、ほとんどは付属語学コースのような大学施設は備わっていません。
その代わり、学生へのサポートやアクティビティなどサービス面で充実しています。学生に対して細かいケアを施してくれる学校が多いため、海外留学が初めてという方におすすめです。
民間語学学校には、オンキャンパス型といって大学内に設置されているものもあります。運営こそ民間語学学校ではあるものの、大学キャンパス内にあるため大学の施設が利用可能です。売店やカフェから、劇場までさまざまな施設を利用しながらサポートも充実しているといったように、両方の良い部分を兼ね備えている点がメリットです。加えて学期制を採用していないため、いつでも留学できるという点も魅力の1つと言えます。
社会人や休学のタイミングで学びたい人など、留学できる期間が限られているケースでもスケジュールを立てやすいです。ホスト校との関係性によっては、大学の授業を受講できたりもします。
また、民間語学学校のメリットとしては、複数のコミュニティカレッジと提携を結んでおり、指定のクラスを修了することにより提携カレッジに英語テストなしで入学できるパスウェイ制度が用意されている場合もあります。
コミュニティカレッジの入学時期
アメリカのコミュニティカレッジは、日本の学校のように新学期から入学しなければならないという訳ではないです。各学期のいずれのタイミングで入学しても問題ないため、計画を立てやすいのがメリットです。学校によっては、夏休み中に開かれるサマーセッションから入学可能な場合があります。
学期制を詳しく見ていくと、2学期制の場合は8月と1月の2つのタイミングで入学できます。8月スタートの方は秋、1月の方は春学期です。続いて4学期制の大学に関しては、4回も入学するタイミングがあります。9月開始の秋期に始まり1月の冬期、4月の春期と6月の夏学期といった風に続きます。年間で4回も入学する時期を選べるため、社会人や休学のタイミングを狙いたい方にも嬉しいシステムです。日本の高校を卒業してすぐに留学するのであれば、4月スタートのタイミングを狙うと良いでしょう。
同じように日本の進学システムに上手く組み込みたい場合は、4年制の春学期に入学して翌年の冬学期まで受講する、4学期のスケジュールを立てれば良いです。自身の進学スタイルと、入学時期がマッチするよう上手くコントロールしましょう。
コミュニティカレッジへの入学準備について
コミュニティカレッジに入学するための準備として、最初に行うのが下調べです。アメリカ国内で1,200校以上にものぼるコミュニティカレッジの中から、自分に合ったカレッジを探す必要があります。
高校を卒業して、翌月の4月からシームレスに入学するのであれば出願準備は早めに完了しておいた方が良いです。特に日本の大学の受験も一緒に行うのであれば、高校3年生の10〜12月頃に終わらせておくと年明けの受験の妨げになりません。
必要な書類は高校卒業見込みの証明書と銀行口座の残高証明、成績証明書の3つです。いずれも日本語ではなく、英語での表記が必須となります。先生に相談して、早めに証明書の発行を依頼しておくことが大切です。
出願の目安としては、高校3年生の1月頃までがタイミングとなるでしょう。また留学には必須となる、学生ビザの取得も必要となります。申請のための書類作成や、届出の提出のために大使館に出向いたりとすぐには発行されないため、こちらも事前に準備しておくことが大切です。
カレッジによっては語学力の証明が必要となるため、その場合は入学までに証明のためのテストを受けてスコアを取得する必要があります。
入学手続きが済んだら滞在先の申し込み
出願の際に必要な書類を送り入学の許可が出て、学生ビザも取得すればいよいよ留学の先の滞在先の確保です。入学許可が出たらすぐに、ビザと一緒に手続きを行っておく必要があります。ビザの場合は取得までに時間がかかるからですが、滞在先に関しては入学シーズンが近付くにつれて住居が埋まってしまうことが理由です。せっかく入学の許可がおりたのに、渡航しても滞在先がないといった事態にならないよう注意しましょう。
滞在方法すなわちハウジングは、各コミュニティカレッジによって選択肢が異なることを覚えておいてください。
学生寮を運営している大学であれば、入寮の申し込みおよび手続きを行います。ホームステイしか手段がない場合であれば、ホームステイ先を探すことから始めなくてはなりません。なおホームステイの場合は大学とホームステイを仲介する会社が異なる場合があるため、こちらも注意点です。
もちろん学生寮に入る費用や、ホームステイ会社へと支払う費用も念頭に置いた上で作業を進める必要があります。エリアによっては滞在方法がアパート住まいとなる場合もあり、カレッジを探す下調べの段階でその点も把握しておくことが大切です。
まとめ
語学力に自信がなくても入学しやすく、編入に強い学校を選べば将来の選択肢が大きく広がるのがコミュニティカレッジの魅力です。ただ最低限の英語力があった方がスムーズに一般科目を専攻できるため、私立語学学校や付属語学学校から入るのも1つの方法と言えます。
ポートランドの語学学校一覧
ポートランドはオレゴン州の都市で、いろいろな語学学校があります。さまざまな英語プログラムを提供していて、大学やコミュニティカレッジなどの進学を目指す人が多いです。初級レベルから参加することができたり、試験対策コースなどを利用することができます。
ポートランド留学のメリット①コンパクトで住みやすい街です
オレゴン州の最大都市であるポートランドは、他の大都市と比較すると自然に溢れており、コンパクトに纏まった住みやすい街です。環境問題に力を入れており、公共交通機関が充実しています。自転車や歩行者などに配慮された設計で、路面電車のマックスは便利です。マックスに乗るとポートランド国際空港から街中、近郊の街までアクセスすることができます。
アメリカでは消費税が5~9%くらいかかりますが、オレゴン州の場合消費税がありません。表示価格がレジで支払う金額になり、買い物すると他の州よりもお得です。日本でも人気のあるスポーツブランドの本社もあり、日本人留学生も多く過ごしやすいエリアになります。
ポートランド留学のメリット②季節毎のアクティビティがあります
オレゴン州にはいろいろな観光スポットがあり、海岸沿いを走るルート101を運転すると自然豊かなさまざまな景色を楽しめます。切り立つ断崖やシーライオンの繁殖地、シトカエゾマツの原生林などを見学することが可能です。北アメリカ最大級の沿岸砂丘など、景色の圧倒されるでしょう。ルート101沿いにはたくさんの州立公園があり、キャンプをしながら1週間ぐらいかけてドライブを楽しむ人が多いです。
マウントフッドは秋から春にかけてウインタースポーツを楽しめたり、夏はハイキングやカヤックなどいろいろなアクティビティを体験できます。クレーターレイク国立公園は国立公園で、美しいカルデラ湖を見ることが可能です。放課後もさまざまなアクティビティを堪能できます。
ポートランドイングリッシュランゲージアカデミー
特徴①試験対策コースがあります
ポートランドイングリッシュランゲージアカデミーは、ダウンタウンにおいて便利な留学生活を送ることができます。授業料がお得で長期留学には最適です。無料会話クラスで、スピーキング力をアップすることが可能です。チューターによる質問は無料で対応しており、IELTS集中特訓コースを利用することができます。
もともと専門学校付属語学コースとして開始し、その後語学学校になりました。現在はショッピングモールに校舎を構えており、4週間単位での学期制になります。コース開始日や受講期間などは4週間毎の学期に合わせており、TOEICやIELTSなどのテストセンターです。TOEIC対策やIELTS対策コースなどもあり、英語のトレーニングを積むことができます。
特徴②気軽に授業に参加できます
アカデミーがホームステイ先を細かく選んだり、独自の学生ハウスなどを保有しています。ポートランドは滞在費を安く抑えることができ、授業料もリーズナブルな設定です。コストを抑えながらアメリカ留学したい人に向いています。一般英語コースは17時間レッスンや20時間レッスンなどがあり、学生ビザが必要な場合週20時間レッスンがおすすめです。
週10時間までカンバセーションやチューターセッションなどを追加できます。カンバセーションは毎日実施されており、アメリカ文化について学習することが可能です。リスニングやスピーキングなどの強化を図ることができ、チューターセッションの場合予約なしで英語学習を質問できます。費用について1学期は945です。
ELS
コンコーディア大学内のキャンパスで学べる
ELSポートランドはコンコーディア大学内になり、大学キャンパスで学ぶことが可能です。アメリカの大学やコミュニティカレッジと多数提携しており、アカデミック英語が強いです。大学進学サポートサービスを利用することができ、大学の設備を利用できます。
TOEFLやIELTSなどのテストセンターになっており、試験の際慣れた環境で受験可能です。ELSは大きなネットワークを持つ学校で、独自のカリキュラムや教材などを開発しており、質の高い英語教育を受けることができます。カレッジや大学への進学に取り組むことができ、さまざまな英語教育プログラムを提供することが可能です。
アメリカ全土のカレッジ・大学への編入制度
ELSポートランドはコンコーディア大学はもちろん、アメリカ全土のカレッジや大学などと提携しています。進学英語プログラムについて一定以上レベルでカリキュラムを修了した場合、TOEFL免除で大学やカレッジに入学することが可能です。在籍中は大学やカレッジへの進学を目指す人に対して、いろいろな進学サポートを提供しています。会話パートナーシップなどを通じて、学生やアメリカ人と触れ合うチャンスも多いです。英語レベルは12段階に分かれており、各英語レベルに適した区分分けが可能です。1クラスは最大15名までで、授業は4週間1セッションで受講開始日が指定されています。基本は4週間毎で受講することになり、費用は4週間(1ヵ月)で1,384ドルです。
オレゴン州立大学INTO
大学施設を利用できます
オレゴン州立大学にあるINTOはキャンパス内において、英語教育や進学準備コース提供しています。もともと大学付属英語教育センターで、オレゴン州立大学のジョイントベンチャーです。いろいろな学生の受け入れや滞在施設手配などを行っており、英語教育は大学の教師が担当しています。
コーバリスという町にあり、中心都市のポートランドから自動車で2時間です。オレゴン州立大学は広大なキャンパスで、学生寮など滞在施設やカフェテリアといった施設を利用できます。快適な留学生活をおくることができ、スポーツなどアクティビティを体験可能です。観光地などへ小旅行を企画しており、楽しみながら学習することができます。
ホームステイを利用できます
INTOではオレゴン州立大学に編入したい人に対して、丁寧に相談にのり進学へのアドバイスを提供しています。進学準備プログラムを規定成績で修了した場合、大学の学部や修士課程などに進学することが可能です。滞在施設として大学内の学生寮があり、コーバリス市内や近郊においてホームステイを手配しています。大学に準じて9月に料金変更が行われ、保険規定などが適応されます。
一般英語コースの場合英語能力の証明が必要なく、1セッション5週間で授業を利用可能です。アカデミック英語の場合大学や英語圏大学で必要になるスキルや、学習スキルなどを習得できます。英語能力証明などは必要なく、アカデミック英語が受講可能です。費用は5週間で2,550ドルになります。
まとめ
オレゴンにはいろいろな語学学校があり、大学進学のサポートも行っています。TOEFLなどの試験スコア免除で、大学やカレッジに進学することが可能です。進学を見据えるなら、オレゴンで有意義なレッスンを受講することができます。
ポートランドの語学学校一覧
ロサンゼルス留学が人気な理由。基本情報とメリット・デメリット完全ガイド
ハリウッドで有名な、アメリカ西海岸最大の都市「ロサンゼルス」。アメリカを代表する観光都市の一つですが、留学先としても注目を集めているんです。今回はロサンゼルスに着目し、ロサンゼルスの特徴やロサンゼルス留学のメリット・デメリットをご紹介していきます。この記事を読み、まずはロサンゼルス留学の全体像を掴みましょう。
ロサンゼルスの基本情報
ロサンゼルスの面積と人口
アメリカの西海岸、カリフォルニア州の南部に位置している都市、ロサンゼルス。面積は約1307平方メートルで、同州最大の都市として知られています。人口は約379万人。ニューヨークに次いで、アメリカで2番目に人口の多い都市となっています。
ロサンゼルスの地区・エリア情報
カリフォルニア州最大の都市であるロサンゼルスは、全米有数の世界都市でもあります。政治的、経済的、そして文化的にも重要な働きをしている都市で、世界的にも高い影響力を持っています。また、石油化学工業、最先端工業、エンターテインメント産業・観光産業、商業・金融業、サービス業といった5つの産業が盛んな街でもあります。
ロサンゼルスの物価
ロサンゼルスは「アメリカで2番目に物価の高い都市」として知られています。これだけを見ると気が引けてしまうかもしれませんが、実は世界基準で見ると上位50位にもランクインしていないのです。上位1、2位を争っているのは、なんと日本の東京。ロサンゼルスがアメリカで2番目に物価が高い都市とはいえ、東京と比べるとはるかに物価が安いことを感じることでしょう。
ロサンゼルスの気候
ロサンゼルスの気候は温暖で、とても過ごしやすい街です。一年を通して降水量も低く湿度も低いので、気温の高い日でも快適に過ごすことができます。暖かい気候が続くロサンゼルスですが、その分紫外線が強くなっています。日焼け止めや日傘を用意するなど、紫外線対策をしておいたほうがよいでしょう。
ロサンゼルスの公用語
ロサンゼルスでは、英語を公用語としています。しかし、ロサンゼルスにはヒスパニック系移民が多く生活しているため、日常的にスペイン語が飛び交う街でもあります。公用語は英語ですが、スペイン語話者の人口が多い分、スペイン語訛りの英語を話す人も多くいます。訛りが気になる人もいるかもしれませんが、スペイン語に興味がある人やマルチリンガルに憧れのある人にとっては、特に刺激のある街です。
日本からロサンゼルスへの移動
日本からロサンゼルスまでは、直行便でアクセスすることができます。ロサンゼルス行きの直行便が就航しているのは、東京の羽田空港と成田空港、また大阪の関西国際空港の3空港になります。東京からロサンゼルスまでのフライト時間は平均約10時間10分、大阪からロサンゼルスまでのフライト時間は平均約10時間となっています。
ロサンゼルス留学が人気の理由
人気の理由(1)西海岸最大の都市
アメリカ西海岸最大の都市として知られる、ロサンゼルス。そんなロサンゼルスの街には、ロサンゼルスの代名詞とも言える「ハリウッド」をはじめとした観光地の数々、充実したショッピングスポット、世界的にも有名なテーマパークなど、大都市ならではの魅力がたくさん詰まっています。英語の勉強だけでなく、観光も楽しみたいという人にはぴったりの街です。
人気の理由(2)天候の良さ
ロサンゼルスは、一年を通して温暖です。春と夏を繰り返すような気候で、極端な暑さや極端な寒さに悩まされる心配もありません。急激な気候の変化による体調不良が心配な人には特におすすめ。気候に大きな変化がない分、服装にも大きな変化はありません。衣類などの出費を抑えることができるという点も魅力的です。
人気の理由(3)世界中から人が集まる
ロサンゼルスは、世界中から人が集まる国際色豊かな街です。英語やアメリカの文化だけに限らず、世界各地の言語や文化に触れることができます。アジア系移民も多く生活しており、リトルトーキョー、チャイナタウン、コリアンタウンなど、アジア系タウンも充実。日本人も多く日本食なども簡単に手に入れることができるため、初めての海外留学であっても安心して生活することができます。
ロサンゼルス留学のメリット
メリット(1)学校が豊富
ロサンゼルスは、実はアメリカの中でも最も語学学校の多い街です。広大な街に約30校の語学学校が点在しています。語学学校が多いということは、その分選択肢が多いということ。語学学校に対して希望している条件がある場合、ロサンゼルスではとことんこだわって学校選びをすることができます。
メリット(2)日本からのアクセスがいい
羽田空港、成田空港、関西国際空港からそれぞれ、ロサンゼルス行きの直行便が就航しています。途中で乗り換える必要がないので、トランジットに慣れていない人や不安を感じている人も安心してアクセスすることができます。経由便は直行便よりも費用を安く抑えることができるので、トランジットに慣れている人や費用を最小限に抑えたいという人は経由便を利用してみるのもいいでしょう。
メリット(3)エンターテインメントが豊富
ロサンゼルスといえば、ハリウッドを代表とするエンターテインメントのメッカ。定番の「ユニバーサルスタジオ」や「ディズニーランド」をはじめ、いたるところで本場のエンターテインメントを楽しむことができます。他にも「ユニバーサルシティ・ウォーク」というショッピングモールや実際に使用されている映画の撮影所など、魅力的な観光スポットが勢揃い。英語の勉強をしながらも、休日はロサンゼルスの街を観光して回るなど、充実した留学生活を送ることができます。
メリット(4)語学以外にも学べる事がたくさんある
ロサンゼルスは、幅広い分野で最先端の知識や技術を学ぶことができる街でもあります。ロサンゼルスの学校というと世界的に知られる名門大学「カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)」が有名ですが、その他に専門学校なども多く存在しています。芸術、音楽、IT関連をはじめ、語学以外にも学べることがたくさんある街です。
メリット(5)観光地が豊富
エンターテインメントのメッカとして知られるロサンゼルスを代表する観光スポットといえば「ユニバーサルスタジオ」と「ディズニーランド」ですが、ロサンゼルスにはまだまだ魅力的な観光地がたくさんあるんです。ビーチタウンの「サンタモニカ」、世界で最も有名な歩道「ウォークオブフェイム」、そしてロサンゼルスのシンボル「ハリウッドサイン」など、観光地がとにかく豊富。日本からだけでも約32万人もの観光客が訪れている超人気のこの街を、留学中に心ゆくまで満喫しましょう。
メリット(6)日本食が多い
海外留学中は、どうしても日本食が恋しくなってしまうものです。最初はアメリカのダイナミックな料理を楽しめたとしても、いつかは胃が疲れてしまう時がきます。ですが、ロサンゼルス留学中は日本食に困ることはまずありません。リトルトーキョーをはじめとし、ロサンゼルスのダウンタウンには日本食レストランがたくさん集まっているんです。実力派のお店も多く、気軽に日本の味に触れることができます。
メリット(7)日本語のサービスを受けられる
多くの日本人が生活しており、また日々多くの日本人観光客が訪れているロサンゼルスの街。リトルトーキョーをはじめとしたロサンゼルスのダウンタウンでは、日本語のサービスを受けられる場合が多いです。自分の英語力にまだあまり自信がないという人や、いざという時に日本語が通じる環境にいたいという人にはぴったりです。
メリット(8)最先端の技術やサービスを感じる事ができる
最先端工業、エンターテインメント産業・観光産業、サービス業といった産業が盛んなロサンゼルス。ロサンゼルス滞在中は、最先端の技術やサービスを肌で感じることのできる機会が多くあります。将来的にこれらの道を目指している人にとってはいい勉強になりますし、そうでない人にとってもいい刺激になります。
メリット(9)有名な大学が多い
ロサンゼルスには、全米でもトップクラスと言われている名門大学が多数存在しています。「カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)」「カリフォルニア工科大学(Caltech)」「南カリフォルニア大学(USC)」「カリフォルニア大学アーバイン校(UC Irvine)」など、世界的に有名な大学も多く、とても刺激のある街です。アメリカでの学位取得が目的の人にとっては、特に魅力的に感じる部分でしょう。
メリット(10)日本人のコミュニティが豊富
ロサンゼルスには、規模の大きな日本人コミュニティが豊富に存在しています。地域によっては日本語だけで生活することもできるほど、日本人が多い街なのです。ロサンゼルス生活の先輩たちがたくさんいるので、留学生活のアドバイスをもらったり、また困った時には助けてもらえることもあるでしょう。やはり同じ日本人がいるだけでも安心感が持てるので、留学中の心の支えにもなるはずです。
ロサンゼルス留学のデメリット
デメリット(1)物価が高い
「アメリカで2番目に物価の高い都市」と言われているほど、物価が高いことで知られているロサンゼルス。留学費用を最小限に抑えたいという人にとっては、条件が厳しいかもしれません。しかし、アメリカで2番目の物価の高さとは言っても、実は東京の物価と比較するとロサンゼルスの方が安いのです。外食やショッピングなど、日本にいた時と同じような感覚で生活したいという人でも安心です。
デメリット(2)日本人が多い
ロサンゼルスは日本人の多い街です。日本人観光客も多いですが、留学や移住などでロサンゼルスで生活している日本人も多くいます。日本人コミュニティが豊富なので、街でも日本語が通じる場合が多いです。そのため、英語環境にどっぷりと浸かりたいという人にとってはあまり向いていない環境かもしれません。しかし、日本人が多いことで助かる場合もありますし、いざという時にも頼れる人がいると安心です。
デメリット(3)一部地域は治安が悪い
ロサンゼルスには、一部治安の悪い地域が存在します。有名なのが「コンプトン」「サウス・ロサンゼルス」「スキッドロウ」という3つの地域。いずれの地域も低所得者が多く、多くの犯罪が起きています。もちろんこれら一部の地域だけであって、ダウンタウンなどロサンゼルスにも治安のいい地域はたくさん存在します。とはいえ、やはり日本にいた時よりも注意しながら生活することが大切です。治安の悪い地域は事前にチェックしておき、滞在中に近寄ってしまうことがないようにしましょう。
デメリット(4)移動が大変
カリフォルニア州最大の都市であるロサンゼルス。大都会というイメージがありますが、実は公共交通機関についてはあまり発達していないんです。もちろん電車やバスもあるのですが、街を網羅しているというわけではなく使い勝手が悪いのです。最初は移動の難しさに悩まされるかもしれません。しかし、公共交通機関やタクシーなどを状況に合わせてうまく使いこなせるようになれば、移動も少し楽になるはずです。
デメリット(5)渋滞がひどい
公共交通機関が発達していないことから「車がないと不便な街」と言われるほど、車社会と化してしまっているロサンゼルス。しかし、問題は渋滞のひどさ。ほぼ一日中どこかで渋滞しているほど、ロサンゼルスの渋滞問題は深刻です。車だけでなく、バスやタクシーを利用する場合にも渋滞に巻き込まれてしまう可能性があります。ロサンゼルスの街を移動する時は渋滞も考慮し、車、バス、タクシーだけでなく、電車を利用したアクセス方法なども事前に抑えておくといいでしょう。
ロサンゼルス留学はこんな方におすすめ
今回は「ロサンゼルス留学」に着目し、ロサンゼルスの街の特徴やロサンゼルス留学のメリット・デメリットをお話ししてきました。観光都市として世界的に有名なロサンゼルスですが、さまざまな刺激を受けながら充実した留学生活を送ることのできる街です。多くの日本人が生活しており、日本食も気軽に楽しむことができるため、日本人留学生にとってはとても住みやすい街でもあります。
- 学校選びにこだわりたい
- 勉強以外の時間も大切にしたい
- 田舎よりも都会が好き
- 日本人のいる環境で安心したい
このような思いを持っている人には、ロサンゼルスはぴったりな留学先のひとつといえるのではないでしょうか。
ロサンゼルスでの滞在方法
それでは最後に、ロサンゼルスでの滞在方法に関してもご紹介しておきましょう。パターンとしては「ホームステイ」「学生寮」「ルームシェア」「一人暮らし」の4つが考えられます。
ホームステイ
海外留学の代表的な滞在方法、ホームステイ。「留学=ホームステイ」というイメージを持っている人も少なくないのではないでしょうか。ホームステイをするということは、アメリカ人家族と生活を共にするということ。家にいながらもネイティブの英語に触れることができ、アメリカの文化を知るのにもぴったりな環境です。基本的に食事も出るため、食費の負担もなし。ただし、ハウスルール(家庭内規則)が厳しい家庭もあるので、自由度を求めている人にはあまり向いていないかもしれません。
学生寮
大学や語学学校で用意されている学生寮は、学生生活を満喫したいという人におすすめの滞在方法です。せっかくの留学生活。一人の時間よりも友達とわいわいと過ごす時間を大切にしたいという人にぴったりです。基本的には門限もないので、自分の好きなスタイルで生活することができます。ただし、家事は自分でしなければならず、プライベートな時間を持つのが難しいという点があります。
ルームシェア
誰かが借りているアパートの一室を借りる、ルームシェア。留学生だけでなく、アメリカ現地の学生や社会人の間でも一般的に利用されている滞在方法です。条件次第ではどの滞在方法よりも費用を安く抑えることができる上、ネイティブと一緒に生活することができるのです。共同生活をしつつも、プライベートな時間も持つことができるという点も魅力。ただし基本的に長期滞在者が対象であるため、短期滞在の場合はなかなか見つかりません。
一人暮らし
とにかく自由度の高い生活を求めるのであれば、やはり一人暮らしが一番です。自分の空間と自分の時間を気兼ねなく使うことができます。特に短期契約の場合は費用も高く、家具家電も買い揃えなければならなりません。長期契約だと少し安くなりますが、できるだけ費用を抑えたいという人にはあまり向いていません。
このように、ロサンゼルスでの滞在方法には主に4つのパターンがあります。それぞれにメリットとデメリットがありますが、やはり自分の生活スタイルに合った滞在方法を選ぶのが一番です。費用、立地、自由度など、自分がどの点にこだわりたいかをよく考えた上で滞在方法を決めるようにしましょう。
サンフランシスコ留学が人気の理由。基本情報とメリット・デメリット
アメリカでも有名な観光都市、サンフランシスコ。海にした風光明媚な街というイメージですが、実はアメリカでも有数の大都会。魅力溢れる刺激的な街であり、人種の壁が薄いことから初めての留学でも安心して過ごすことができます。
今回はサンフランシスコに着目し、サンフランシスコの特徴やサンフランシスコ留学のメリット・デメリットをご紹介していきます。この記事を読み、まずはサンフランシスコ留学の全体像を掴みましょう。
サンフランシスコの基本情報
サンフランシスコの面積と人口
アメリカの西海岸、カリフォルニア州の北部に位置している都市、サンフランシスコ。面積は約121平方キロメートルで、東京都の山手線の内側ほどしかない小さな街です。カリフォルニア州を代表する有名都市であるにも関わらず、人口は約85万人と意外なことに100万人にも届いていません。しかし、面積が小さいだけに人口密度の高さはニューヨークに続いて全米2位となっています。
サンフランシスコの地区・エリア情報
サンフランシスコは、三方を海に面した街です。ロサンゼルスとともに、カリフォルニア州の経済・工業の中心的な役割を果たしています。世界6位の金融センターで、その重要性はアメリカ西海岸でも随一。サンフランシスコは、観光地としても非常に高い評価を受けています。外国人観光客だけでなく、アメリカ人の間でも「行ってみたい都市ランキング」上位にランクインしているほど観光地として注目度の高い街でもあります。
サンフランシスコの物価
サンフランシスコは、家賃の高い都市として有名です。アメリカで最も家賃の高い都市は、ニューヨークでもロサンゼルスでもなく、なんとサンフランシスコなのです。サンフランシスコで滞在先を探す際、家賃を少しでも安く抑えたいのであれば、立地や滞在方法などの条件をよく吟味するようにしましょう。
また、サンフランシスコは家賃だけでなく物価もかなり高いです。外食をするにしても、日本にいるときと同じ感覚でいては財布を痛める大きな出費にもなりかねません。食費を抑えるためには、やはり自炊が一番。アメリカのスーパーは、量の多いものやサイズの大きなもの、また同じ商品を複数購入することでお得になるシステムとなっています。そのため、一度に大量に購入することで食費を節約することが可能です。
サンフランシスコの時差
サンフランシスコと日本の時差は17時間で、日本よりも時間が遅れています。アメリカではサマータイムが導入されており、夏期(3月上旬〜11月初旬)は時差が16時間に縮まります。また、サンフランシスコと日本では、時差により昼夜が逆転しています。日本にいる家族や友人と連絡をとる際には、時差に注意するようにしましょう。
サンフランシスコの気候
サンフランシスコには、日本のようなはっきりとした四季がありません。夏は暑すぎず冬は寒すぎず、さらに春や秋も暖かく、一年を通して過ごしやすい気候となっています。サンフランシスコは「霧の街」とも呼ばれるほど、霧が深い街としても有名です。特に夏の朝や夕方には霧が発生しやすく、時折肌寒さを感じることもあるでしょう。
夏が過ぎた9月から10月にかけては「インディアン・サマー」と呼ばれる、夏よりも暑い日が訪れることがあります。11月から3月にかけては雨季となり、1月が最も雨が降りやすい時期となります。それでも日本の梅雨よりは降水量も少なく過ごしやすいでしょう。
サンフランシスコの公用語
サンフランシスコの公用語は英語です。日本人にも馴染みのあるアメリカ英語が話されている地域です。訛りのない、きれいなアメリカ英語を習得するのにぴったりな街です。
日本からサンフランシスコへの移動
日本からサンフランシスコまでは、成田空港、羽田空港、関西国際空港からそれぞれ直行便が就航しています。トランジットの必要がないため、アクセスは比較的便利です。
成田空港発
成田空港発の直行便は、全日空とユナイテッド航空により運航されています。全日空のフライト時間は約9時間30分、ユナイテッド航空のフライト時間は約9時間10分です。
羽田空港発
羽田空港発の直行便は、日本航空とユナイテッド航空により運航されています。日本航空のフライト時間は約9時間30分、ユナイテッド航空のフライト時間は約9時間50分。
関西国際空港発
関西国際空港発の直行便は、ユナイテッド航空のみの運航となっています。フライト時間は、約9時間40分です。
このように、どの経路もフライト時間に大きな差はありません。出発地や料金などを比較しながら、条件に合う便を利用しましょう。
サンフランシスコ留学人気の理由
人気の理由(1)アメリカを代表する大都市の1つ
アメリカで最も小さな都市であるサンフランシスコですが、実はアメリカを代表する大都市の1つでもあります。市域人口(約85万人)だけを見るとあまりイメージは湧きませんが、実際のサンフランシスコの都市圏人口は約500万人。広域都市圏人口は約900万人にも及びます。人口の他にも、超高層ビルの数がロサンゼルスを上回るなど、アメリカでも有数の大都会なのです。
三方を海に面しているサンフランシスコ。「風光明媚な街」というイメージを持って行くと、間違いなくそのギャップに驚かされます。都会派の人にはぴったりな街でしょう。
人気の理由(2)IT企業が集まるシリコンバレー
サンフランシスコといえば、シリコンバレーを連想する人も多いのではないでしょうか。「ITサービスの生誕地」とも呼ばれている、シリコンバレー。Apple、Google、Facebookなどをはじめとした世界的企業のオフィスが集まり、IT業界の一大拠点となっています。
ビジネスについて学びたい人や将来的に起業を考えている人にとっては、とても刺激の多い街であることに間違いありません。
人気の理由(3)公共交通機関などが充実して住みやすい都市
公共交通機関が発達しているサンフランシスコ。車社会と言われているアメリカでは珍しい街です。そもそも街自体も小さいので、車がなくても移動に困ることがありません。サンフランシスコの主な公共交通機関は、以下の通りです。
ケーブルカー
ケーブルカーシステムによる路面電車という、世界的にも珍しい公共交通機関です。当時の姿のまま現在も変わらず運行されており、サンフランシスコの街のシンボルにもなっています。アメリカの国定歴史的建造物にも指定され、観光客も多く利用しています。
ミュニバス・ミュニメトロ
ミュニバスは、サンフランシスコ市内を網羅している路線バスです。ミュニメトロは路面電車ですが、都市部では地下を走っています。
サンフランシスコ留学のメリット
メリット(1)人種の壁が薄く留学生が過ごしやすい都市
サンフランシスコは他の都市よりも人種の壁が薄いため、アメリカの中でも特に留学生にとって過ごしやすい街となっています。アメリカの中でも、特に多様な文化が混在している街がまさにサンフランシスコ。この街の人口の約35.3%が、なんと外国生まれなのです。
アメリカで暮らすアジア系は全体人口の約5.6%なのですが、サンフランシスコだけを見ると約33.3%とアジア系の比率が非常に高くなっています。日本人の割合自体は約1.3%と少ないですが、サンフランシスコはこのように多様な人種で構成されている街です。人種差別が心配な人も安心して過ごすことができるでしょう。
メリット(2)語学学校の数が豊富
留学生の多いサンフランシスコの街には、数多くの語学学校が集まっています。基礎英語からビジネス英語まで、コースやカリキュラムも豊富です。たくさんの選択肢があるため、自分の目的や目標に合った学校選びをすることができるでしょう。学校選びにはとことんこだわりたいという人には特におすすめです。
メリット(3)年間を通して気候の変化が少ない
サンフランシスコは気候の変化が少ないため、年間通して過ごしやすい街となっています。日本のような四季は感じられませんが、気候に悩まされることもありません。夏の暑さや冬の寒さによる体調不良の心配もないでしょう。一年を通して気候が安定しているため、英語の勉強に集中しやすい環境であるとも言えます。
メリット(4)ジャパンタウンがある
サンフランシスコには、アメリカにいながらも日本を感じることのできる「ジャパンタウン(Japan town, J town)」というエリアがあります。レストランやスーパーマーケットをはじめ、ショッピングモール、銀行、書店など、日本の店が多数軒を連ねています。
日本食が恋しくなったときや日本の商品が必要となったとき、それらを比較的簡単に手に入れることができます。日本人留学生も不便なく過ごすことのできる環境なのです。
メリット(5)料理が美味しい
サンフランシスコの魅力は、その独特な食文化にもあります。多様な文化が混在しているサンフランシスコ。文化の多様性は食にも反映されており、サンフランシスコでは各国の美味しい料理を楽しむことができます。
一度でもサンフランシスコに住んだことがある人ならみんな「サンフランシスコの料理が恋しい」と口を揃えて言うほど。生活に欠かせない「食」の部分ですが、心配する必要はありません。
メリット(6)スポーツが盛ん(NBA MLB NHL NFL)
NBA(バスケ)、MLB(野球)、NHL(ホッケー)、NFL(アメフト)など、サンフランシスコはスポーツが盛んな街としても知られています。夏は野球、冬はアメフトなど、季節ごとにスポーツの大会が開催され、街は盛り上がりを見せます。勉強の合間に本場のスポーツ観戦を楽しんでみるのもいいでしょう。
メリット(7)観光地が豊富
サンフランシスコは、アメリカを代表する観光都市としても有名です。街のシンボルである「ゴールデン・ゲート・ブリッジ(GoldenGate Bridge)」や、街一番の観光名所「フィッシャーマンズ・ワーフ(Fisherman’s Wharf)」など、世界中から多くの観光客が訪れるような魅力的なスポットが集まっています。
平日は学校での英語の勉強に集中し、週末は市内の観光地を巡るなど、充実した留学生活を送ることができるでしょう。
メリット(8)留学生が多い
サンフランシスコは留学生が多く集まる街なので、初めての留学でも安心してチャレンジすることができます。見知らぬ土地で、右も左も分からない状態での留学生活の始まり。きっと不安なことだらけだと思います。しかし、サンフランシスコは留学生の多い街。同じような境遇の人がたくさんいるため、友達も作りやすくお互いに助け合いながら生活することができます。
英語の実力が不十分であっても、日本人コミュニティーなどに参加することにより、日本語でのサポートを受けることも可能です。
サンフランシスコ留学のデメリット
デメリット(1)物価が高い
サンフランシスコはアメリカ全体で見ても特に物価の高い都市として知られています。留学費用を最低限に抑えたいという人にとってはハードルが高い街です。もちろん滞在方法や生活スタイルを工夫することでいくらか節約することは可能ですが、ある程度留学費用には余裕があったほうがいいでしょう。
デメリット(2)日本人、アジア人が多い
日本人をはじめとしたアジア系が多いため、街では日本語や中国語、韓国語などの言葉も多く飛び交っています。そのため、完全な英語環境に身を置くことは難しいでしょう。
ですが、多様な国籍の人が集まるだけあって、人種の壁は薄い街です。どっぷりと英語環境に浸かるのは難しくても、外国人にとって非常に住みやすい街となっています。
デメリット(3)学生ビザ申請に時間がかかる
サンフランシスコに限ったことではありませんが、アメリカに語学留学するためには「学生ビザ」の取得が必要です。この学生ビザの申請が、なかなか時間がかかります。
提出書類を揃えたり、手続きを済ませたりと、初めてのビザ申請だと戸惑うこともあるでしょう。もし留学費用に余裕があるのであれば、各留学エージェントが行なっている「ビザ申請代行サービス」を利用するとよりスムーズな申請が可能となります。
デメリット(4)日本との時差がすごい
サンフランシスコと日本には、17時間(サマータイム期間は16時間)という大きな時差があります。つまり、サンフランシスコと日本では昼夜が逆転してしまっているのです。
サンフランシスコに到着する日や日本に帰国する日には、恐らく時差ボケに悩まされることになります。また、昼夜逆転していることから日本にいる家族や友達と連絡が取りづらいというデメリットもあります。
デメリット(5)治安の悪いエリアがある
サンフランシスコには一部、治安の悪いエリアが存在します。サンフランシスコは、アメリカ全体の「治安のいい都市ランキング」でトップ10にランクインするほど治安が安定している街として知られています。
しかし、もちろん全てが安全なわけではありません。特にサンフランシスコの街にはホームレスが多く、深夜に人が襲われたという事例もあります。日本と同じ感覚でいると危険です。一人でなくても、深夜の外出は控えるようにしましょう。
サンフランシスコ留学におすすめの方
今回は、サンフランシスコの特徴、サンフランシスコ留学のメリットとデメリットについてご紹介しました。アメリカを代表する大都会である、サンフランシスコ。観光地も多いため、英語の勉強をしながらその魅力をたっぷりと感じることができる街です。
完全な英語環境に身を置けなくても、人種の壁の薄さやアジア系留学生の多さなどから、初めての留学でも安心して過ごすことができます。
- ・日本人のいる環境で生活したい
- ・人種差別が不安
- ・極端な暑さや寒さが苦手
- ・都会が好き
- ・勉強しながら観光も楽しみたい
このような思いがある人にとっては、サンフランシスコは最適な留学先の一つです。
サンフランシスコでの滞在方法
最後に、サンフランシスコに留学する際の滞在方法についてもご紹介します。サンフランシスコでの滞在方法は、ルームシェアまたはシェアハウスがメインとなります。サンフランシスコは家賃が高く、1か月10万円を超える物件も珍しくはありません。物価の高さも考えると、ワンルームでの1か月の生活費は30万円〜40万円ほどになってしまいます。ホームステイを選択したとしても、実はあまり変わりません。
サンフランシスコで最も安く滞在するには、ルームシェアやシェアハウスなどがベストです。家賃だけでなく食費なども分担することで、かなり安く生活することができます。学校側で食事付きの寮が用意されていれば、そちらを利用するのもいいでしょう。
アメリカ高校留学の4つの方法。費用、メリット・デメリットを徹底比較!
アメリカに高校留学する方法が4つあることはご存知でしょうか?アメリカ高校交換留学、アメリカ公立高校留学、アメリカ私立高校留学、DASH私立高校留学です。それぞれメリット・デメリットがあり、一概にどれが優れたプログラムと言えるものではありません。費用も大きく変わってきますので、以下で1つずつご説明いたします。
アメリカ高校交換留学
アメリカ高校交換留学とは、アメリカ国務省が作成した留学プログラムです。アメリカの高校生と海外の高校生を交流させることによって、アメリカの高校生をグローバル人材として育てることを目的としています。
アメリカ高校交換留学の費用は?
$14,500です。授業料、ホームステイ費用、現地サポート費用などが含まれております。航空券代は含まれておりません。
アメリカ高校交換留学の通学先の高校は?
留学先の高校はアメリカ政府が選定した公立高校です。アメリカの公立高校は勉強が得意な人、そうでない人、裕福な人、そうでない人など様々な点が特徴です。私立高校はある程度成績よく裕福な人が集まっているため、平均的な教育レベルは高いですが、悪く言えば均一化された集団なので個性に欠ける側面があります。その点、公立高校は様々な人がいるためアメリカの高校生がどういう人たちで、どういう考えを持った人々なのかを理解するには良い環境です。生まれも育ちもあまりかではない生徒もいるため、まさに十人十色でありダイバーシティを育むには最適な環境です。中にはアイビーリーグに進学するエリートや、プロスポーツ選手になるような同級生がいる可能性もあるので幅広い人脈構築にも役立つでしょう。
アメリカの公立高校には通常、留学生は多くありません。アメリカ高校交換留学に認定されている公立高校は多くの場合、日本人は自分だけ、留学生も学年で数名という場合が多いので、まさしくアメリカの高校生活に飛び込んでいくことができます。
馴染めなかったら大変だと思われるかもしれませんが。公立高校は私立高校に比べてクラブ活動が盛んなことが多く、始めてアメリカに行く日本人でもアクティビティを通してなじむことができるでしょう。アメリカ高校交換留学生はクラブ活動や学校行事への積極的な参加が推奨されています。クラブの種類も運動系、文化系など様々で興味に沿ったものが見つかるはずです。
授業のスタイルですが、日本と大きく異なります。日本では先生の話を静かに聞いてノートを取るスタイルの学校が多いですが、アメリカの高校ではグループワークやディスカッションなどを通じて生徒同士で意見交換を行うことが多いです。英語力が求められるという点においては最初は苦労することも多いかもしれませんが、自分で考える力を身につけるためには大変優れた学習方法です。グローバル時代に必須と言われているクリティカルシンキングやリーダーシップといった能力を身につけることができます。
また、日本の大学と同じように科目を選択して履修することができます。ご自身の目標に沿ったカリキュラムを自分で組み立てて学ぶことができます。アメリカ高校交換留学の留学生は英語とアメリカ史の履修は必須となっており、アメリカ文化を英語で学べるようになっています。
アメリカ高校交換留学の滞在先は?
滞在先はホームステイになります。アメリカ国務省によって、高校交換留学を受け入れ可能なホームステイの基準が作成されており、その基準を満たしたホームステイ先をご紹介しております。ただし、各家庭の家族構成、人種、宗教、職業、趣味などを学生から指定することはできません。
ホームステイを受け入れている人達も海外の学生との交流を望んでいるため、基本的には第二の家族として温かく迎えてくれる場合が多いです。ホストファミリーとなるべく過ごす時間を多くした方が良いため、例えばホストファミリーが週末教会に行ったりする場合にはなるべく付いていくことがよりアメリカ文化を深く学ぶことにつながりおすすめです。
家族構成は本当に様々で、子持ちの家庭、シングルマザー(ファーザー)の家庭、老夫婦の家庭、両親共働きの家庭、ペットがいる家庭など様々です。家庭によって生活スタイルが異なるため最初は日本との違いに戸惑うこともあるかもしれません。しかし、日本の常識が通用しないということを知るのも留学の一つの意義だと思います。
ホームステイ先を手配する際に、学生の基本情報に自己紹介を添えてホームステイ先に提出しています。そこでしっかりと自分の考えや、好感の持てる写真を添付することが重要です。当社ではより適したマッチングを可能にするために、そのような書類の作成もサポートいたします。
アメリカ高校交換留学のメリット
- アメリカ政府が支援している留学プログラムのため、費用が安い。目安としては年間$14,500程度です。
- アメリカ政府認定のプログラムなので、ホームステイ先も安心。
- 一般のアメリカの公立高校に通うことによる、本当の意味でのアメリカ体験。
- アメリカの高校の成績証が発行されるため、日本の高校への単位認定申請が可能。
- 日本人が少ない環境に身を置くことでより自立心が身につく。
- 文化交流を通じて日本の良さを海外に広めることで、グローバル人材への一歩を踏み出せる。
アメリカ高校交換留学のデメリット
- 開始時期は8,9,12,1月と決まっており、期間は5か月か10カ月と決まっている。
- 1年間以上の延長は不可。ただし、高校交換留学修了後に、他のプログラムに切り替えてアメリカに残ることは可能。
- アメリカ全土の学校からアメリカ政府が高校を選択するため、地域含め自分で選択することができない。
- 対象となっている都市のほとんどが郊外(半数は人口1万人以下の街)
アメリカ高校交換留学の参加資格
- 英語力:ELTiSスコア 215~220点程度以上
- 学校成績:過去2年間の成績平均が3.5程度以上。ただし、通学されている学校のレベルは考慮可
- 年齢:15~18歳
- 英語をはじめとして、学習意欲が高く、自立した生活が送れ、心身ともに健康な方
- 宗教、文化、人種などに偏見のない方
アメリカ高校交換留学のサポート体制
弊社がご紹介するプログラムでは、毎年3,000名の留学生がアメリカ高校交換留学に参加されております。留学生をサポートするために、アメリカ全土44都市に地域オフィスを設置しております。
ただし、何でもかんでもサポートしていると、学生の皆様の英語力向上にも結び付かないため、簡単な問題など(例えば、風邪で学校を休む場合の担任の先生への連絡)は学生様ご自身で行っていただきます。ただ、やはりご自身で解決するのは難しい問題もございますので、24時間通じる緊急ラインを設置しております。
アメリカ高校交換留学の出発までの流れ
1.カウンセリング
まずはカウンセリングにて、アメリカ高校交換留学の趣旨や内容についてお伝えさせていただきます。
2.ELTiSの受験
日本にて受験可能です。受験回数は3回までです。それなりに難しい試験ですので、1度で必要点数を取得される方は少ないです。前もって受けるようにしましょう。
3.申込書の提出
申込期限は3月30日です。学生の基本情報のほか、学校や医師に依頼して作成してもらう書類もございます。
4.受け入れ可否の決定
申込書提出後、最大1カ月でアメリカ高校交換留学の受け入れ可否が決定されます。
5.ビザの申請
DS2019が発行されます。ビザの手続きについてはサポートさせていただきます。
6.学校・滞在先の決定
渡航先は8月31日までに決定されます。
7.オリエンテーション
渡航準備についてや、現地生活については事前にオリエンテーションを実施いたします。不安な点等ございましたらなんなりとご質問ください。
8.渡航
渡航時期は8月中旬~9月中旬となっており、受け入れ先の学校や地域によって異なります。
これまでの渡航学校一例
州 | 都市名 | 学校名 |
---|---|---|
アーカンソー州 | キャボット(人口2,600人) | Cabot High School |
アリゾナ州 | エロイ(人口20,000人) | Santa Cruz Valley Union High School |
インディアナ州 | コナーズビル(人口15,000人) | Connersville High School |
オクラホマ州 | サリソー(人口8,500人) | Sallisaw High School |
オハイオ州 | マーティンズフェリー(人口6,600人) | Martins Ferry High School |
オハイオ州 | ユニオンシティ(人口13,250人) | Mississinawa Valley High School |
オレゴン州 | ハンティントン(人口500人) | Huntington Charter School |
カリフォルニア州 | レモングローブ(人口26,000人) | Liberty Charter High School |
テキサス州 | ナイッパ(人口700人) | Knippa High School |
テネシー州 | ラ・フォレット(人口7,000人) | Campbell Country Comprehensive High School |
ミシガン州 | バッドアックス(人口3,000人) | Bad Axe High School |
ミシガン州 | ヨハネスブルク(人口1,300人) | Johannesburg-Lewiston High School |
ミシシッピ州 | ヘルナンド(人口14,000人) | Hernado High School |
ルイジアナ州 | レイクチャールズ(人口70,000人) | Lake Charls College Prep |
アメリカ高校交換留学のよくある質問
行きたい高校を選択することはできますか?
できません。受け入れ団体が生徒の情報を見て行先の学校を決定します。ただし、当社をご利用いただく場合には有料にはなりますが地域の希望を出すことはできます。ただし、先方のキャパシティなどにもよりますので、必ずしも希望が通るわけではございません。
履修科目は自分で選ぶことができますか?
できます。アメリカの公立高校では日本の大学のように選択科目制が取られています。生徒様ご自身の英語力や興味によって科目を選択していくことになります。
クラブ活動には参加可能ですか?
参加できます。アメリカの学生との交流がアメリカ高校交換留学のそもそもの目的ですので、積極的なクラブ活動への参加が推奨されています。クラブ活動に限らず、学校のイベントやアクティビティには積極的に参加するようにしましょう。
ホームステイ先を選択することは可能ですか?
できません。高校選定と同じく、受け入れ団体の基準によって受け入れ先のボランティアホームステイが決定されます。
ホームステイ先の部屋はシングルルームですか?
部屋は個室の場合もありますが、個室であることが保証されているわけではありません。場合によってはホストファミリーの家族や、他の高校交換留学生と相部屋になることもあります。
学校やホームステイ先いつ頃決まりますか?
プログラムの規定では8月31日までに決定されることとなっております。航空券の手配などもありますが、残念ながら受け入れ団体からの通知を待つしかございません。
渡航前の事前研修には参加必須でしょうか?
必須ではございませんが、特に始めてアメリカに行かれるような方にはぜひとも参加いただきたく思います。現地の公立高校の様子やアメリカで求められるマナーなどをお伝えしております。
ELTiSとは何でしょうか?
ELTiSは英語圏に高校留学する方を対象とした英語の試験です。テスト内容としては、聞き取りと読解の大きく2つに分かれています。アメリカ高校交換留学においては、300点満点中215点程度以上の取得が求められます。試験会場は、学校・エージェントオフィス・英会話学校に加え、オンラインでも受験可能です。
アメリカ公立高校プログラム
アメリカ公立高校プログラムは、提携先の25州、70校の公立高校から選択して留学することができます。生徒様ご自身の希望や学力に応じて学区を選択することができます。アメリカ現地の学生と学校生活を共にすることで、アメリカコミュニティーに入り込み、アメリカ文化を理解しましょう。アメリカ公立高校プログラムは最大1年間ですが、アメリカ高校交換留学と組み合わせて合計2年間アメリカに滞在することができます。
アメリカ公立高校プログラムの費用
学区などによりますが、滞在費用を含めた目安としては、カリフォルニア州ですと$40,000/年、アイダホ州ですと$20,000/年です。
アメリカ公立高校プログラムの通学先の高校は?
通常、アメリカの公立高校は校区に住む現地の高校生が通っています。日本の公立中学校と同じような仕組みです。アメリカの公立高校は学生数1,000人を超える大規模校が多く、クラブ活動も盛んです。留学生は多くなく現地の学生と触れ合うことで、真のアメリカ生活を送り、グローバル人材になることができます。授業は英語力や学びたいことに応じて、各自でカリキュラムを組むことができます。
どの授業を選んでも、日本の高校のように教師の授業を静かに聞くスタイルではなく、基本的には教師から教わった内容を元に各生徒が自分の意見を述べてディスカッションする形式です。自らの思考プロセスや考え方を磨くには打ってつけの学習スタイルです。チームワークやリーダーシップも自然と身に付きます。
アメリカ公立高校プログラムの滞在先は?
滞在先はホームステイになります。管理会社により各家庭への家庭訪問や面接が実施されておりますので、安心して渡航することができます。ホストファミリーによって家庭状況、宗教、人種、職種、趣味などは様々です。原則的に選ぶことはできませんが、どのホストファミリーも留学生を暖かく受け入れてくれます。
基本的には留学生はお客様ではなく家族の一員です。家事なども全てやってもらうのではなく、積極的に参加するようにしましょう。そうすることでアメリカ文化を深く学ぶことにつながります。
アメリカ公立高校プログラムのメリット
- 9週間からの短期留学も可能(学区は限定される)
- 留学期間は、短期留学、学期留学、1学年留学から選ぶことができる
- 学校のエリアを選択することができる
- 私立高校留学よりは一般的に安い
アメリカ公立高校プログラムのデメリット
- 期間は最長で1学年
- 入学時期は8月、9月、12月、1月のいずれかと決まっている
- アメリカ交換留学よりは高い
アメリカ公立高校プログラムの参加資格
- 英語要件はなし(ただし、英語力が高ければ入学可能な学校数が増えます)
- 学業要件なし(こちらも、成績が良ければ入学可能な学校数が増えます)
- 年齢:14歳~18歳
アメリカ公立高校プログラムのサポート体制
提携会社がアメリカ全土にオフィスを有しており、学校やホストファミリーと協力しながら留学生のサポートを行います。学生へは24時間つながる電話番号が提供されますので、不測の事態が生じた場合でも対応可能です。
アメリカ公立高校プログラムの出発までの流れ
無料カウンセリング
ご希望を伺い、基本的な情報をご提供させていただきます。
英語力、学業成績のチェック
学校選定のため、英語力と学業成績を確認させていただきます。
学校の提案
上記成績と希望条件を元に、通学可能な学校をご提案いたします。
入学願書の準備
留学2か月前には願書を準備する必要がございます。
留学費用のお支払い
日本円、米ドルの両通貨でお支払いいただけます。
ビザ、航空券の手配
ビザ申請のサポートをいたします。
ホームステイ先の決定
ホームステイ先が決定しましたらご連絡いたします。
オリエンテーション
アメリカが初めての方も多いでしょうからぜひオリエンテーションにご参加ください。
出発
お気を付けてご出発ください。
これまでの渡航学区(学校)一例
州 | 学区名 |
---|---|
アリゾナ州 | Gilbert Public Schools |
カリフォルニア州 | Alameda Unified School District |
カリフォルニア州 | Los Angeles Unified School District |
コロラド州 | Boulder Valley School District |
マサチューセッツ州 | Cambridge Public Schools |
フロリダ州 | Brevard Public Schools |
ニューヨーク州 | Long Lake Central School |
ペンシルバニア州 | School District of Philadelphia |
ワシントン州 | Green Bay Area Public School District |
アメリカ私立高校留学
アメリカ高校留学方法の方法として最も人気なのがアメリカ私立高校留学です。全米200校と提携しており、ボーディングスクール(全寮制)・デイスクール(ホームステイ)・進学校・都会・郊外などあらゆる要望に応えることができます。公立高校に比べて費用は高いですが、その分教育レベルは高く質の高い留学をすることができます。
アメリカの私立高校は大きく、ボーディングスクール(全寮制)とデイスクール(ホームステイ)の2つに分かれます。以下ではボーディングスクールとデイスクールの違いも含めてご紹介いたします。
アメリカ私立高校留学の費用
ボーディングスクール
学区、学校によって大きく異なります。目安としては滞在費用を含めて$35,000~$75,000/年です。
デイスクール
こちらも学区、学校によって大きく異なります。目安としては滞在費用を含めて$20,000~$50,000/年です。
アメリカ私立高校留学の通学先の高校や滞在先は?
ボーディングスクール
原則的に寮生活を送ることが義務付けられている全寮制の学校になりますので、各地から学生が集まっています。学校側のサポートが充実している点が特徴で、勉強関連のサポートのみならず、生活面のサポートもしっかりしています。
結果として、高い進学実績を有する学校が多く、アメリカの大学への進学を目指す方など高い教育水準で学びたい方に最適です。
アメリカの大学受験においては、課題活動やボランティアの実績も必要になりますが、こうしたものもボーディングスクールでは豊富に行われいます。
寮生活を経験することで、規則正しい生活のみならず、より深い海外文化の理解力や自立心を養うことができます。
デイスクール
基本的には学校近辺に自宅がある学生が通っており、留学生はホームステイにて通学することになります。
一般的に公立高校より学費が高く、生活水準が一定程度高く、教育に力を入れている家庭のお子さんが多く通われています。
学校側も教育に力を入れているため、良好な進学実績を有している学校が多いです。
アメリカ私立高校留学のメリット
- 公立高校より一般的に教育水準が高い
- 学区のみならず、学校を自分で選ぶことができる
- 学期留学、1年留学、3年留学など期間が自由
アメリカ私立高校留学のデメリット
- 費用が高い
アメリカ私立高校留学の参加資格
ボーディングスクール
- 中級程度の英語力(英語ができなくても入学可能な学校もあります)
- GPA3.5以上(成績が悪くても入学可能な学校もあります)
- 年齢:14歳~19歳
デイスクール
- 初級~中級程度の英語力(英語ができなくても入学可能な学校もあります)
- GPA3.5以上(成績が悪くても入学可能な学校もあります)
- 年齢:14歳~19歳
英語力については、ELTiSやTOEFLのスコア提出が求められ、Skypeなどでのインタビューが行われることもあります。ただし、英語力が低い学生向けに語学クラスを併設している学校もありますので、英語ができなくても受け入れ可能な学校はございます。
アメリカ私立高校留学のサポート体制
全米のサポートオフィスを通じて、学校やホストファミリーと協力してサポートしております。24時間つながるホットラインをご提供しています。
アメリカ私立高校留学の出発までの流れ
基本的にはアメリカ公立高校プログラムと同じですが、学校によってはSkype面談などが求められます。
Dash アメリカ私立高校留学
このプログラムでは、Dashプログラム認定の私立高校と、ボランティアホームステイを組み合わせています。ボランティアホームステイを使うことで滞在費を大幅に抑えることができます。学校は選択することができませんが、Dashプログラム認定の私立高校なので品質は折り紙つきです。学校は過去の実績ではウィスコンシン州の場合が多いです。
Dash アメリカ私立高校留学の費用
滞在費用を含め、目安としては$20,000/年です。
Dash アメリカ私立高校留学の通学先の高校は?
各都市のDash認定の私立高校になります。公立高校に比べて人数が少ないためきめ細かな教育を受けることができます。
留学先の学区や学校については、各学生さんの英語力や成績を勘案して受け入れ可能な学校が提示されます。
Dash アメリカ私立高校留学の滞在先は?
ボランティアホームステイという名の通り、ボランティアでホームステイを受け入れていただける家庭になりますので、金銭的な見返りは一切なしにご厚意で学生を受け入れていただいてます。
各ホストファミリーとは管理会社が定期的な家庭訪問や面談を実施しており、一定のクオリティが保たれています。
Dash アメリカ私立高校留学のメリット
- 私立学校のハイクオリティな教育を安価で受けられる
Dash アメリカ私立高校留学のデメリット
- 学校は五大湖周辺が主となり、場所や学校を選ぶことができません
Dash アメリカ私立高校留学の参加資格
- 英語力:ELTiSスコア 215~220点程度以上
- 学校成績:過去2年間の成績平均が3.5程度以上。ただし、通学されている学校のレベルは考慮可
- 年齢:15~18歳
- 英語をはじめとして、学習意欲が高く、自立した生活が送れ、心身ともに健康な方
- 宗教、文化、人種などに偏見のない方
Dash アメリカ私立高校留学のサポート体制
全米のサポートオフィスを通じて、学校やホストファミリーと協力してサポートしております。24時間つながるホットラインをご提供しています。
Dash アメリカ私立高校留学の出発までの流れ
基本的にはアメリカ高校交換留学と同じです。
アメリカ高校留学のよくある質問
1年以上アメリカに滞在したい場合はどうすれば良いですか?
以下の3つの手段がございます。
- 高校交換留学(1年間)→公立高校留学(1年間)→私立高校留学(1年間または卒業まで)
- 公立高校留学(1年間)→私立高校留学(1年間または卒業まで)
- 私立高校留学(1~3年間)