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アメリカの大学付属語学学校一覧。メリット・デメリットも!


アメリカには多数の大学付属語学学校があり、留学生に英語プログラムを提供しています。大学付属語学学校に通う場合、プログラムや学習環境などの点で、私立の語学学校とは異なる留学経験が得られます。大学付属語学学校は、大学入学準備を目的としたコースが構成されていることが多く、学術的なトピックやリーディング、ライティングに焦点を当てる授業内容となっているのが特徴です。今回は、アメリカの大学付属語学学校に通うメリットとデメリットについて解説します。

大学付属語学学校の3つのメリット

①大学の施設を使える!

大学付属語学学校に通うメリットは、大学の施設を利用できることです。大学付属語学学校の授業はキャンパス内で行われるため、現地の大学生と同じように大学施設を使用できる場合が多く、私立語学学校に通う場合中々経験できないメリットです。大学の図書館で課題にしたり、ジムで運動したりなど、授業外の生活の幅が広がります。

②大学進学コースもある!

大学付属語学学校の語学コースを修了すると、そのまま大学進学に繋げられるのもメリットです。一般的に大学進学コースでは一定の英語レベルに到達すると、TOEFLなどの英語能力試験のスコアなしで大学に進学できます。提携しているコミュニティカレッジや他の大学へのパスウェイを提供している学校もあります。

③単位認定留学として日本の大学に認められる!

大学付属語学学校で履修した単位は日本の大学で認められる場合もあります。大学にもよりますが、アメリカの大学と日本の大学が協定校や提携校同士だった場合、高い確率で留学中に履修した単位が認められ、留学中の成果が日本の大学に反映されます。全ての大学で適用されるわけではないため、留学前に単位移行が可能かどうか確認しておくことが大切です。

アメリカで『単位認定留学』するメリットとは?費用と学校の探し方も!

大学付属語学学校の2つのデメリット

①費用が高い

アメリカの大学付属語学学校に通う場合、学費や生活費など留学費用が高いのがデメリットとして挙げられます。私立語学学校のように数週間の短期で留学できるケースは少なく、大学付属語学学校の場合最低でも一学期は留学する必要があるため、事前に十分な費用を用意しておく必要があります。費用を抑えるには、事前のリサーチと節約を意識した生活をすることが大事です。

②英語の教え方は私立語学学校の方が上手い

大学付属語学学校は、私立語学学校より英語の教え方の点で劣っていると考える人も多いです。その理由は、私立語学学校は留学生のため英語教育を専門的に行なっており、大学付属の場合、大学進学準備に特化した授業構成になっている場合が多いからです。特にスピーキングや会話力に関しては、私立の方がコースの幅も広く教え方が上手い傾向があります。

まとめ

アメリカの大学付属語学学校の優れている点や私立語学学校との違いをご紹介しました。大学進学など自分の目的に合わせて、大学付属語学学校に留学するか検討してみてください。

アメリカの大学付属語学学校一覧

アデルファイ大学 (ガーデンシティ校) ELS

アデルファイ大学 (ガーデンシティ校) ELS

$287/週~

ELSは アメリカ国内には40校以上のセンターを持つ大手語学学校。 センターは都市の中心街や大学のキャンパス内などにあり、生徒がどのような目的で学びたいかによって選ぶことが可能です。
アリゾナ州立大学付属語学学校

アリゾナ州立大学付属語学学校

$131/週~

1974年から第2言語としての集中英語プログラムを特別に策定し、115カ国以上の学生に提供しています。AECPの教授陣とスタッフは、学生が英語学習のゴールに到達し、アメリカ文化を経験し、学問を修めるための準備をサポートします。
アーカンソー大学リトルロック校

アーカンソー大学リトルロック校

$237/週~

英語コースを修了すると大学進学時のTOEFLが免除されるので、多くの進学希望者が就学しています。プログラムのレベルは1から6まであり、レベル6に達すると一般英語授業と並行して大学講義を受講する事が出来ます。
【閉校】カリフォルニア大学ロサンゼルス校付属語学学校

【閉校】カリフォルニア大学ロサンゼルス校付属語学学校

$515/週~

大学キャンパスから徒歩3分程度の場所にあり、進学を目的をする生徒など目標が高い生徒が多いです。ロサンゼルスダウンタウンからは西側のウエストウッドと呼ばれる治安のよい場所にキャンパスがあります。
カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校付属語学学校

カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校付属語学学校

$321/週~

一般英語から進学を目指したアカデミック英語まで様々なコースを提供しています。ロサンゼルスの中心地からすぐ近くの閑静な高級住宅街に位置しており、広大なキャンパスも特徴的な人気の大学付属語学学校です。

酒井大輔

大学時代にアメリカ/カナダをバスで横断。ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトル、ワシントン、ニューヨークなど様々な都市を3か月かけて巡りました。カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)の付属語学学校に通った後、MBAに進学。家族と2年間サンディエゴで暮らしました。

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ボストン留学の基本情報とメリット・デメリット完全ガイド


ボストンはハーバード大学やマサチューセッツ工科大学など名門大学が集まる学術都市として知られています。アメリカ建国に関わる深い歴史がある場所でもあり、現在でもヨーロッパの建築が残る美しい街です。そんなボストンは、世界中から勉強熱心な留学生が集まります。今回は、ボストンの基本情報、ボストン留学のメリット・デメリット、ボストン留学への適性からおすすめの語学学校と留学費用までご紹介していきます。

ボストンの基本情報

ボストンの面積と人口

ボストンは、約90平方マイル(232平方キロメートル)の面積を持つアメリカ北東部にある都市です。ボストンの人口は2022年の時点で約70万人、約三分の一が大学生で構成されていると言われています。国際的な都市ですが日本人率が低いのが特徴です。ボストンの人種構成は、白人が50%、アフリカ系アメリカ人が24%、南米系が15%、アジア人が10%、その他1%となっています。

ボストンの地区・エリア情報

ダウンタウンは、アメリカで最古の歴史を持ち、観光名所が集まるエリアです。北東にはノースエンドというイタリア人街が広がっており、南西にはビーコンヒルというレンガ造りのおしゃれな街並みが並んでいる高級住宅街があります。さらに南西に行くとあらゆる雑貨屋、レストラン、ボストン美術館などが集うバックベイエリアがあります。ダウンタウンから北側には、アイルランド系移民が多いチャールズタウンがあります。ケンブリッジは名門大学が集う学園エリアが西側に広がっています。他にもシーポートやグリーンウェイなど7つの区画に別れています。

ボストンの物価

ボストンの物価はアメリカの中でも高い方で、特に宿泊費が高いことが挙げられます。アパートの家賃は、ワンルームで20万円以上から、中心地に近づくほど値段が上がります。食費は他のアメリカの都市と似たような値段ですが、チップや税金を含めると日本の外食より高く、レストランでは一食15ドル以上が一般的な値段です。ボストンの地下鉄とバスはさほど高くなく月額90ドルで乗り放題のチケットもあります。

ボストンの気候

ボストンは、亜寒帯湿潤気候に属していて、一年を通して寒暖差が大きく、北海道と同じ気候帯となっています。四季が感じられるボストンでは、夏は暑く冬は冷え込むのが特徴で、年間平均気温は東京と比較すると僅かに低い傾向があります。しかし、冬場の平均気温は氷点下になるため、東京の冬よりかなり寒くなります。年間の降水量は東京よりも低いですが、冬場に降水量が増える傾向があります。

日本からボストンへの移動

日本からボストンへは、直行便か経由便でアクセスできます。日本航空が東京から直行便を運行しており、飛行時間は約13時間です。経由便の場合、A N Aや米系エアラインを利用できます。ボストンローガン国際空港からダウンタウンまでは距離が近く、公共交通機関を利用してアクセスできます。空港の無料シャトルバスと地下鉄を使うルートやフェリーやタクシーを使うルートもあります。

ボストン留学のメリット5選

1. 公共交通機関が整っている!

ボストンは、全米でも古くから地下鉄が発達していた都市であり、市内と近郊へのアクセスは車なしで可能なのが大きな魅力です。ボストンの地下鉄はM B T Aと呼ばれ、色で路線が別れていますが、乗り換えは日本と比べるとシンプルなシステムなので市内を移動しやすいです。アメリカの地下鉄の中では治安が良い方で、学生や社会人が日常的に利用しています。

2. 歴史ある美しい街!

ボストンはアメリカ建国に関わる歴史が詰まった街であり、ヨーロッパ建築などが現在でも残る美しい景観が特徴的です。アメリカで最もヨーロッパな街として知られていて、アメリカの他の都市とは違った街並みを楽しめます。ボストン留学はアメリカの歴史を学ぶきっかけにもなるため、国の文化や価値観をより理解することにも繋がります。英語学習以外にも、アメリカを深く知ることのできる留学先です。

3. 日本人が少ない!

ボストンは、アメリカの大都市の中では日本人人口が少ない都市で、普段の生活で日本語を聞いたり、日本人に出くわすことは非常に少ないです。そのため、英語漬けの生活を送ることが可能で、効率よく英語や学問の勉強に取り組むことができ、留学の意義をより見出せるのもメリットです。日本人が少ない割には、ラーメンや寿司などの日本食レストランが揃っているため、便利な大都市で日本人少なめの留学先を探している人にぴったりな場所です。

4. 世界的な学生の街で生活できる!

ボストンは国際的に知名度が高い大学が集まっていることもあり、大学数の多さから学生の街として留学生にオープンな環境が整っています。留学生が多く、勉強意欲の高い学生が集まる傾向があります。意識の高い人々が暮らす環境に留学することは、自分を高めるために非常に効果的です。学生が通学する上で便利な公共機関や歩道が整備されているのも嬉しいポイントです。

5. 観光や旅行にも便利なロケーション!

ボストンにはあらゆる観光地があり、中心地から周辺まで観光名所が揃っています。車なしでもアクセスできる場所があり、車があればマサチューセッツ州だけでなく近隣のロードアイランド州やニューハンプシャー州に遊びに行くこともできます。他にもニューヨークに遊びに行ったり、ボストンはアメリカの中でもヨーロッパに近いロケーションなので、留学のついでにアイスランドやイギリスを訪れることもできます。

ボストン留学のデメリット3選

1. 冬は寒い

ボストンの冬は非常に冷えるため、暮らしづらいと感じる人も多いです。氷点下の気温になることも多く、厳しい寒さに慣れていない人は苦に感じるかもしれません。雪が降りやすい地域でもあるため、雪の中で生活することに慣れる必要もあります。冬は防寒対策が重要なので、保温性が高いアイテムを用意しておきましょう。寒さが苦手な人は、冬以外の季節に留学することをおすすめします。

2. 中級以上の英語力が求められる

ボストンは、日本人が少ないこともあり、英語ができないと生活が厳しい環境があります。ボストンはトップレベルの学生が集まる街であるため、渡米時から英語能力の高い留学生が多く、留学初期から高い英語力を求められる傾向があります。そのため英語初心者さんは、ボストン留学は厳しいと感じる可能性があります。留学前にある程度英語を話せるようになっておくのが望ましいです。

3. 物価が高い

ボストンは物価が高いため、物価対策をしておかないと後で後悔することになりやすいです。日本の感覚で外食や買い物をするなら、日本より高く出費を見積もる必要があります。計画的に買い物をし、節約の概念を持つことが、金銭面で破産しないために重要です。自炊をしたり、無駄な買い物を避けたり、宿泊費を節約しやすい滞在方法を選ぶなど工夫が必要です。

ボストン留学はこんな方におすすめ

ボストンは、レベルの高い学術都市で勉強したい人、車なしで便利な生活を求める人、英語能力がある程度ある人、冬の寒さに耐えられる人、物価の高さに対応できる人、日本人が少ない留学先を探している人、アメリカの歴史を学びたい・感じたい人におすすめの留学先です。

ボストンでの滞在方法

ホームステイ

現地のホストファミリーの家に滞在する方法がホームステイです。ホームステイでは、現地の文化を現地に住む家族を共同生活をすることで、直接感じることができるのが特徴です。国際的な都市なので、英語以外の言語を話すファミリーもいて、ホストファミリーによっては他の文化を学ぶこともできます。学術都市ということもあり、留学生に対して歓迎的なファミリーが多いのも魅力です。

シェアハウス

シェアハウスもボストン留学中の滞在方法で人気があります。シェアハウスでは、様々なバックグランドを持った人々と共同生活を送ることができます。アパートの一室をシェアする、または一軒家やコンドミニアムに複数人で住む場合もあります。他の方法と比べて家賃を抑えられる他、自炊をしやすいため、全体的に費用を抑えたい人におすすめの滞在方法です。ボストンの中心地から近郊まで滞在先を自分の好みに合わせて選べるのもポイントです。

一人暮らし

自由を求める人や一人の時間を大切にしたい人は一人暮らしの滞在方法がぴったりです。一人暮らしでは、アパートの一室を借りるのが一般的ですが、上記した通りボストンのアパートの家賃は安くはありません。宿泊費が嵩張る滞在方法であり、現地で職のない留学生を受け入れてくれる場所を探す必要もあります。しかし、他の方法と比べると共同生活の規制がなくなるため生活の幅が広くなるのが特徴です。

ボストン留学の費用目安

語学留学

ボストンの語学学校に一年間通った場合、総費用は約450万円から925万ほどかかります。授業料や学校関係の費用は172万円から288万円で、週の授業数やコースの種類によって変動します。滞在費は120万円から360万円で、シェアハウスやホームステイより寮滞在や一人暮らしだと費用が張ります。航空券やビザ代が20万円から30万円で、季節によって変わります。現地生活費は120万円から255万円ほどかかります。

カレッジ留学

ボストンのコミュニティカレッジに進学する場合、一年間で平均680万円ほどかかります。授業料はフルタイムの学生で170万円前後、教材費15万円程度、学校の保険は20万円程度となります。滞在費は120万円から260万円と滞在方法によって異なります。食費や交通費、雑費などを含む生活費が一年間で285万円ほどかかります。

大学留学

ボストン周辺の大学に進学する場合、総費用が一番高くなります。私立大学の場合、幅が広く年間1000万円以上の留学費用が必要となるケースこともあります。しかし私立大学の奨学金を利用すると学費を抑えられるため、人によって大きく費用に差が出るのが私立大学の特徴です。マサチューセッツの州立大学に通う場合、円が安い現在800万円ほどかかりますが、私立大学より学費を抑えられます。

ボストンで人気の語学学校5選

Kaplan ボストン校


Kaplanは、ACCETを含む世界複数の教育団体から認定を受けた語学学校です。ボストン校はハーバード大学の近くにあり、M I Tへのアクセスも良い立地です。教師は全員大学卒業をし、英語教育資格を保持しており、高品質の授業と豊富なアクティビティ魅力的です。開始日や期間が選べる柔軟なコースや長期留学、試験対策、ビジネス英語、大学進学準備に対応したコースが揃っています。

カプランインターナショナル(ボストン校)

LSI ボストン校


LSIは、グローバル展開する語学学校でボストンにも校舎があります。ボストン校は、中心地に位置しているため、交通アクセスがよく通学しやすいです。設備が充実しており、図書室やコンピュータルーム、学生ラウンジなどを完備しています。一般英語から社会人、ジュニア世代に対応したコースもあり、学生寮も用意しています。社交アクティビティの種類が豊富なのも魅力です。

ランゲージ・スタディーズ・インターナショナル・ボストン(LSI)

Kings ボストン校


Kingsはイギリスとアメリカに展開する語学学校で、ボストン校はビーコンヒルエリアにあるフィッシャーカレッジのキャンパス内に位置しています。そのため、在学中は現地の大学生のような環境で留学生活を送れます。一般英語はもちろんのこと、大学進学や試験対策、キャリア準備に強い語学学校で、学生寮も完備しており、キャンパス内外のイベントにも参加できる機会もあります。

キングス(ボストン校)

Talk English ボストン校


Talk English ボストン校は、ボストンの中心部に位置し、卒業生からの評判が良い語学学校です。受講生の97%が友人に進めたいと思うほどの人気があり、幅広い目標に合わせたプログラムを展開しています。一般英語に加えて個人レッスンや大学ツアー、ビジネス英語などのコースが揃っています。施設内には9つの教室と電子黒板、学生ラウンジなどを完備しています。

Talk English Schools (ボストン校)

ボストン大学付属語学学校


ボストン大学附属語学学校は、アメリカで4番目の規模を持つ私立大学Boston University内にある学校です。コミカレや大学進学準備に強いコースをレベル別で提供しており、語学留学後にカレッジに進学したい人にぴったりな学校です。また、短期コースやパートタイムコースなど様々な目的に対応したプログラムも用意しています。ボストン内だけでなく州外アクティビティも展開する語学学校です。

ボストン大学付属語学学校

まとめ

ボストンは歴史のある美しい街であり、レベルの高い留学生が集まる学術都市です。滞在計画や費用工面、英語力向上など十分な準備をして、ボストン留学を満喫しましょう。

酒井大輔

大学時代にアメリカ/カナダをバスで横断。ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトル、ワシントン、ニューヨークなど様々な都市を3か月かけて巡りました。カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)の付属語学学校に通った後、MBAに進学。家族と2年間サンディエゴで暮らしました。

カウンセラーに質問

ニューヨーク留学の基本情報とメリット・デメリット完全ガイド


ニューヨークは、国際的にも知名度が高く、経済やファッションなどの分野で著しい発展を見せる都市です。世界中から留学生や移民が集まり、多文化多人種の社会が築かれているため、ニューヨーク生活を通して国際的な価値観や文化に触れることができます。今回は、ニューヨーク留学をする前に知っておきたい基本情報、メリット、デメリット、ニューヨーク留学に向いている人の特徴を抑えつつ、滞在方法や費用、おすすめの語学学校をご紹介していきます。

ニューヨークの基本情報

ニューヨークの面積と人口

ニューヨークはアメリカトップの人口を誇る都市で、ニューヨーク市の人口は2021年の時点で847万人となっています。ニューヨーク都市圏を含めるとその人口は2200万人となります。ニューヨーク都市圏に在住する日本人人口は約4万人で、ロサンゼルスに続きアメリカで3番目に日本人が多い都市です。ニューヨーク市の面積は約79平方キロメートルで東京都の約3分の1の大きさです。

ニューヨークの地区・エリア情報

ニューヨークは主に5つの地区で構成されています。マンハッタンは、経済の中心地で人口密度が高い行政区であり、観光スポットが多く集まるエリアです。クイーンズは中心地から少し離れた場所にあり、自然や美術館などを楽しめるエリアです。ブルックリンは映画によく登場するニューヨークの街並みがあり、ブロンクスは音楽文化が根付いたラップやヒップホップ、ブレイクダンスの誕生地として知られます。スタテンアイランドは自由の女神がある、美しい景色や移民の歴史が有名なエリアです。

ニューヨークの物価

物価が全体的に日本と比べて高いアメリカの中でも、特に高いことで知られるニューヨークは、日本の1.5倍から3倍ほど物価が高いのが特徴です。倍率は物の種類によって異なりますが、宿泊費と外食費が高いのが特徴です。レストランやカフェで外食をすると、チップや税金を含んで日本の倍の値段することもよくあります。不動産が高騰しており、1LDKで月50万円以上が相場と言われています。

ニューヨークの気候

ニューヨークは温暖湿潤気候に属するため、年間の気温差が大きく、日本のように四季を感じられます。特に冬と夏の寒暖差が激しく、冬は東京よりも少し寒いと感じるでしょう。降水量は日本と似ていますが、夏と秋は雨が多くなる傾向があります。9月はハリケーンシーズンで、10月と11月が暑すぎず寒すぎず気候的にベストシーズンとなっています。

日本からニューヨークへの移動

日本からニューヨークまでは複数の直行便が出ており、平均飛行時間は約13時間です。東京からニューヨークの便は週に150本以上出ています。ニューヨーク周辺には3つの空港がありますが、日系エアラインはJFK、米系エアラインはLGA発着が多く、EWRはニュージャージー州にあります。ニューヨークダウンタウンに近い順からL G A、E W R、J F Kとなっています。

ニューヨーク留学のメリット5選

1. 交通機関が充実している!

ニューヨークの大きな魅力は、交通機関が整っているため車なしで生活ができることです。ニューヨークの地下鉄は24時間運行しているため、時間にかかわらず移動に便利な環境が整っています。アメリカは車社会の地域が多いですが、ニューヨークに留学すれば日常の移動は徒歩や電車で十分に可能です。そのため、日本の都市生活に近い感覚で留学でき、日本人留学生には理想的な留学先です。

2. 多様な文化と英語に触れられる!

ニューヨークは、世界中から様々な人々が集まる国際都市のため、多様な文化と英語に触れられるのもメリットです。ニューヨークは、西海岸よりもヨーロッパ人留学生や移民率が高く、他にもアジア人や南米からの人々も多く暮らしています。そのため、ニューヨーク英語だけでなく色々なアクセントの英語を聞いたり、生活を通してアメリカだけでなく他国の文化や価値観を学ぶことができます。

3. 日本人が暮らしやすい生活環境!

ニューヨークは在住日本人が多いこともあり、街には日本食レストランやアジア食材が手に入るお店が揃っています。ニューヨーク周辺には日系スーパーもあるため、日本食が恋しくなってもすぐに入手できます。留学中のホームシック対策としても心強い環境です。日系コミュニティや日系企業もあるので、食事以外の面でも日本を感じることができるのも嬉しい点です。

4. 豊富なエンターテイメント!

ニューヨークは観光地としても世界的に有名な都市です。ニューヨークに留学すれば、多数の観光スポットを時間をかけて楽しむことができます。タイムズスクエアや自由の女神、ブロードウェイミュージカル、メトロポリタン美術館など文化、歴史、芸術面で特に高レベルな娯楽を満喫できるため、留学中に楽しめるスポットが多いのもメリットです。

5.専門的な学問を学べる場が多い!

ニューヨーク周辺には、語学学校や大学などもありますが、専門学校や専門コースを提供している学校も多く存在します。特に、アートやダンス、ファッションなどの分野に強く、これらの分野を勉強したい人には理想的な留学先です。そのため芸術分野など英語以外のスキルを見つけたい人にとって、ニューヨークは特別な環境が整っています。

ニューヨーク留学のデメリット3選

1. 物価が高い

ニューヨークは上記した通り、アメリカの中でも物価が高い都市の1つです。そのため留学費用が全体的に高くなり、特に滞在費は高くなることを想定しておいた方が良いでしょう。円ドルのレートにもよりますが、安全で条件の良い部屋を借りるのには他の都市よりも家賃がかかります。節約するためには、シェアハウスや郊外に住む、自炊を徹底するなど工夫が必要です。

2. 誘惑が多い

ニューヨークは、交通面や娯楽、食事など様々な面で便利な都市だが故に、日々の誘惑が多いのも事実です。勉強するために留学に来たのに、気づけば遊んでばかりいたという留学生も少なくありません。金銭面や時間面で浪費してしまう可能性も十分にあるため、留学を成功させるには自己管理をしっかりとすることが大切になります。

3. 治安が良くない

ニューヨークは夜も眠らない街と言われるほど人の動きが活発的な都市です。そのようなこともあり、ニューヨークは治安が悪いことで知られています。他の都市と比べて人種差別や窃盗などが多い傾向があるため、外を移動するときは注意することが大切です。目立った服装をしない、周りに意識を張って動く、夜間の一人行動は避けるなど対策をすることで、危険な状況を回避していくことが重要です。

ニューヨーク留学はこんな方におすすめ

ニューヨークは、グローバルな環境で生活を体験してみたい人、都市生活を満喫したい人、交通アクセスを重視する人、多人種・多文化に触れたい人、芸術分野を専門的に学びたい人、日本食や文化に触れやすい環境を求める人、物価の高さに対応できる人などに最適な留学先です。

ニューヨークでの滞在方法

ホームステイ

留学中の滞在方法として人気なのがホームステイです。ニューヨーク都市圏または近郊に住んでいるホストファミリーの家に滞在させてもらう方法で、現地の文化や価値観、リアルな生活を体験できるのが特徴です。多人種社会のニューヨークでは、様々なバックグランドを持ったホストファミリーがおり、場合によってはアメリカ以外の文化や言語に触れるチャンスもあります。食事付きのホームステイを選ぶと、食事の準備に困ることもなく便利な生活ができます。

シェアハウス

シェアハウスもホームステイと同様で、1つの家に複数の人が共同生活する滞在方法です。しかし、ホストファミリーではないため、他の留学生や現地の学生、社会人など様々な人と交流できる特徴があります。立地や条件によって家賃の幅が広く、お得な条件が見つかる場合もありますが、詐欺も少なくないので注意深く部屋探しをすることが大切です。

一人暮らし

一人で自由に生活したい人は、一人暮らしをするのが最適です。ニューヨークのアパートを借りて一人暮らしをすることになりますが、家賃が他の滞在方法と比べて高く、留学生への部屋の貸し出しに厳しいところもあるため、準備と覚悟が必要です。家賃を抑えたい場合、郊外で部屋を借りる方法もあります。ニューヨークは入居競争率も高いため、素早く行動することが大切です。

ニューヨーク留学の費用目安

語学留学

語学留学は、英語上達を目的とした留学方法で、ニューヨークの場合年間で730万円ほどの費用がかかります。ニューヨークはアメリカの他の都市に比べても生活費が高く、450万円は生活費としてかかります。これには、ホームステイの滞在費、食費、通信費、交通費、娯楽費、雑費が含まれています。学費と学校手続き費用は235万円、航空券や海外旅行保険、ビザ費用などは合計42万円ほどかかる見積もりとなっています。

カレッジ留学

カレッジ留学は、コミュニティカレッジに正規入学する場合の留学方法で、年間費用は325万円ほどかかります。内訳は、フルタイム学生の授業料が155万円、カレッジ保険が17万円、教材30万円、滞在費が120万円となっています。教材はクラスや教授によって変動し、滞在費もどのような生活をするのかによって高くなったり、低くなったりします。ニューヨーク郊外の学校では滞在費が安くなる傾向があります。

大学留学

大学留学は、四年制大学に正規入学する留学方法で、私立大学や州立大学で学費が大きく異なります。ニューヨークなど東海岸は私立大学が多く、年間学費は400万から700万円と名門大学かどうかによって変わってきます。州立大学の学費は年間280万円ほどが一般的です。生活費は170万円ほどで、生活スタイルによって変動します。私立大学で年間570万円〜870万円、州立大学で450万円の合計費用かかることになります。

ニューヨークで人気の語学学校5選

Kaplan ニューヨーク校


Kaplan ニューヨーク校は、ニューヨークの中心地にあるアクセスの良い語学学校です。学校から徒歩でセントラルパークにアクセスでき、在学中は大都会の真ん中で留学生活を送ることができます。教室からの美しい眺めが魅力的です。平均学生数が300人以上と大規模な学校ですが、その分プログラムの種類が豊富で30種類以上のコースの中から選べる他、教育の質も高いため人気の学校です。

カプランインターナショナル(ニューヨーク校)

LSI ニューヨーク校


LSI ニューヨーク校は、マンハッタンのダウンタウンにある最新設備を備えた語学学校です。校内には、コンピュータールーム、エグゼクティブ専用ルーム、学生ラウンジなどを完備しています。一般英語コース、試験対策コース、社会人向けコース、ジュニアコースなど幅広いプログラムを展開しており、子供から大人まで参加でき、短期から長期まで選べるコースを揃える語学学校です。

LSI(ニューヨーク校)

Rennert ニューヨーク校


Rennert ニューヨーク校は、Berkeley Collegeに付属する語学学校であり、こちらもマンハッタンの中心部にあります。留学生もキャンパス内で授業を受けるため、現地の大学生のような学生生活を送ることができるのが特徴です。少人数制のクラス構成と放課後のアクティビティも豊富で、大学付属語学学校でありながら、様々な体験ができる留学先です。50年以上の教育実績を持ち、生徒からの信頼を確率した語学学校です。

レナート ニューヨーク校

Kings ニューヨーク校


Kings ニューヨーク校は、イギリスとアメリカに展開する語学学校で、大学進学サポートや試験対策、専門スキルなどのコースが充実しています。ニューヨークで比較的治安が良いとされるリバーデールにあるCollege of Mount Saint Vincentのキャンパス内で授業が行われます。留学中の滞在方法は、ホームステイだけでなくキャンパス内の学生寮を利用することもできます。ニューヨークの中心地から離れた自然豊かなエリアが特徴的です。

キングス ニューヨーク校

Manhattan language


Manhattan languageは、全講師がネイティブスピーカーで、会話中心のカリキュラムを提供する語学学校です。全コースが会話中心でありながら、リーディングやライティング、文法もしっかり学べる授業となっています。学校から自由の女神が見える理想的な立地で、ニューヨーク観光を含む放課後のアクティビティも豊富な学校です。学生数が平均100人以下とアットホームな環境もポイントです。

マンハッタン・ランゲージ

まとめ

今回は、ニューヨークについて街の基本情報から留学する上での魅力まで幅広くご紹介しました。自分に合った留学方法、期間、学校を選んで留学の準備を進めていきましょう。

永井将馬

オーストラリアのメルボルンにワーキングホリデーで渡航しました。メルボルンでは語学学校で一般英語を学び、市内にあるユニクロでアルバイトを経験。その後、サンフランシスコにて留学し、ホームステイで様々な国から来ている留学生と交流を楽しみました。

カウンセラーに質問

UCLAの学費は年間700万円!滞在費も含めると年間1000万円!


カリフォルニア大学ロサンゼルス校(University of California, Los Angeles)通称UCLAは、国際的に知名度の高いアメリカの名門大学です。UCLAは、世界大学ランキングでも毎年トップに入る学力を誇り、世界中から留学生が集まる人気の留学先となっています。今回は、UCLAに進学する際にかかる費用について、費用の種類、節約方法、学費工面の仕方などをご紹介します。UCLAの基本情報や魅力や主な学部についてもご説明していきます。

UCLAの基本情報

UCLAは、カリフォルニア州ロサンゼルスに位置する州立大学です。東京ドーム36個分の広大なキャンパスを持ち、学生数は大学生と大学院生を合わせて4万人を越え、約3万人のスタッフと教員がいる大規模な大学として知られています。

 

日本でも知名度が高いアメリカの大学の1つで、世界トップレベルのプログラムが揃っています。学生寮が充実していて、大学の徒歩圏内に6つの学生寮があります。留学生の割合が高い大学で、約12%の大学生と22%の大学院生が留学生で構成されています。

UCLAの学費

学費は700万円/年

UCLAの一年間の学費は、計48,626ドルです。円ドルの為替レートによって変化しますが、日本円で700万円前後となっています。これは春と秋の二学期(9ヶ月)でかかる学費であり、一般授業料、教材費、州外居住者用の授業料の合計額となっています。

 

一般授業料は、カリフォルニア州内居住者と同額の14,478ドルで、教材費も州内居住者と同額の1,547ドルとなっています。しかし、留学生は州内居住者ではないため、追加で非居住者授業料を払う必要があり、この値が32,574ドルとなっています。

 

詳細は下記の公式サイトにも記載がございます。

Tuition and Fees – UCLA Undergraduate Admission

滞在先費用は230万円/年

UCLAの学生寮に滞在する場合、滞在費は食事と居住費を含めて、17,148ドル(230万円前後)ほどかかります。キャンパス外アパートに滞在する場合は17,436ドルかかり、僅かに高い金額となっています。この費用は、春と秋学期の9ヶ月間の費用であり、夏休みなどの滞在費用は含まれていません。夏や冬休みに帰国しない場合は、追加で費用を見積もっておくと良いでしょう。

生活費は70万円/年

在学中の生活費は、学生寮に滞在する場合、合計5,317ドル(70万円前後)ほどかかります。キャンパス外アパートの場合は、少し金額が上がって6,102ドルとなります。生活費には、交通費や個人の出費、健康保険代が含まれていて、健康保険代はどちらの滞在方法でも同額の2,958ドルとなっています。学生寮の交通費は704ドル、そうでない場合は1,196ドルとなっていて、個人の出費は前者が1,655ドル、後者が1,921ドルとなっています。これらも秋と春学期の9ヶ月分で想定された数値です。

費用を抑える方法

UCLAに通う際に費用を抑える方法として、滞在する場所を工夫することが挙げられます。学費などの費用は学校で決められていますが、滞在費は、生徒個人の好みによってカスタマイズできます。UCLAは好立地にあるため、郊外に滞在することで家賃を節約することが可能です。ロサンゼルス郊外でも決して家賃は急激に安くはならないため、家賃をできるだけ節約したい場合は、シェアハウスで誰かと部屋を共有したり、滞在する立地を工夫することで対応できます。

費用の捻出方法

親御様からの支援

大学留学で多くの人が利用するのが、親御様からの費用支援です。学生は就労経験が少ないため、留学のための十分な費用を保有している人は一般的に多くはありません。その場合、親御様に留学への意欲や努力の姿勢を見せて、留学費用の支援をお願いすることも1つの費用の捻出方法です。海外進学を希望している場合は、できるだけ早くにその旨を伝え、計画を練って親御様に説得や相談しておくことが良いでしょう。

日本政策公庫の教育ローン

国の教育ローンを利用して、留学費用を工面するのも1つの方法です。日本政策公庫は、海外留学用の教育ローンを提供しており、留学期間が3ヶ月以上の場合、上限450万円まで借りることができます。

 

これは経済的に大きなサポートとして利用でき、低金利も魅力的な教育ローンです。世帯年収の上限額も緩和されており、適用される学校の幅も広いため、留学する際はチェックしておきたいローンです。

教育一般貸付(国の教育ローン)

UCLAの奨学金

UCLAに留学する場合、UCLAの奨学金を利用することも視野に入れてみると良いでしょう。UCLAの奨学金の多くがアメリカ人向けに提供されていますが、留学生でも応募できる奨学金も存在します。

 

留学生が取得できる奨学金の数は限られていますが、高い成績を保持している人や学校が提示する条件に当てはまる人は、応募してみる価値はあります。奨学金の応募は基本的に入学後となります。

UCLAへの入学方法/入学要件

直接入学

高校卒業後に、UCLAに直接入学する方法があります。こちらの入学方法は、難易度が高めとなっていて、合格するには高い英語力や自分をアピールできる魅力的な経験やエッセイ、非常に良い成績などが必要とされます。こちらの方法は、合格基準は高校時代の経験や成績に重みを置いているため、事前にUCLA進学への準備を進めておく必要がある他、留学費用が嵩むのが特徴です。

 

そのため、留学初心者や英語力が高くない人、直前に留学を決めた人などにとって、直接入学はハードルが高い入学方法となっています。

コミュニティカレッジからの編入

UCLAに留学する場合、費用面かつ準備の面のメリットを考慮すると、コミュニティカレッジからの編入が最適な入学方法です。最初の2年間、コミカレで単位を取ることによって、直接入学より大幅に学費を抑えることができます。

 

また、コミカレは入学基準が易しいため、英語力や高校の成績が高くなくても入学することが可能です。さらに、UCLAに入学する前に、現地の生活に慣れていくこともできるため、留学初心者さんにお勧めの留学方法です。

UCLAに多く編入しているコミュニティカレッジTOP10

UCLAが人気の理由

国際的な知名度を誇り、世界中から留学生が出願するUCLAですが、なぜこんなにも多くの人を魅了しているのでしょうか?理由はたくさんありますが、広大なキャンパス、専攻の豊富さ、大学の規模、高品質な教育、学生サポートの手厚さが主に理由として挙げられます。

 

UCLAの教育は国際的に高く評価され、研究分野にも非常に力を入れています。勉学に励みながら、ロサンゼルスという大都市の好立地で生活することができ、学生数、教員数が多さ、留学生への受け入れを積極的に行っている点なども、UCLAの大きな魅力です。

UCLAの主な学部

UCLAは3800以上の科目を提供しており、専攻分野も125種類以上あります。特に、経営学、工学、政治学、社会学、コンピュータ科学、経済学、心理学などのプログラムが有名で、高い評価を得ています。数学や生物学、神経学、生態学、環境学、化学、人類学なども人気が高くなってきている分野です。

 

UCLAはどの学部でも全体的に入学難易度が高いですが、トップレベルの学部や人気のある学部は多くの出願者が集まるため競争が激しく、高いGPAはもちろん、出願する学部と関連している経験や興味などをアピールすることが必要とされます・

まとめ

留学先として人気の高いUCLAに正規留学する際は、費用面をしっかり考慮し準備する必要があります。留学前の計画が非常に大事になるため、留学エージェントスタッフや親御様と相談して、充実した大学生活を実現できるようにしましょう。

呑村紗也佳

アメリカの語学学校・コミュニティカレッジを卒業。私にとって海外留学は、「それまで持っていた常識や当たり前を180度覆し、価値観がぐんと広がった」そんな経験でした。もともと留学や海外に興味はなかったですが、両親が留学を勧めてくれたのをきっかけにオーストラリア・カナダ・アメリカで計4年ほど海外生活を送りました。

カウンセラーに質問

アメリカの語学留学で1年間にかかる費用目安は350~620万円


アメリカは、英語初心者から上級者まで幅広いレベルに効果的な人気の留学先です。一年間のアメリカ語学留学では、短期留学では得られない経験や英語の伸びを期待でき、現地の文化や価値観をより肌で感じることができます。今回は、アメリカで一年間語学留学をする場合の費用について、合計費用目安から予想される出費の詳細、節約する方法や代替案も含めてご紹介していきます。

1年間にかかる費用目安

アメリカ語学留学でかかる全体の費用目安は、約350万円から620万円です。費用は、語学学校の品質や留学先のロケーション、個人の生活スタイルなどによって異なるため、幅広く見積もってあります。また、円ドルのレートが費用に影響するため、実際の金額に多少の差が出ることもあります。

出発前にかかる費用

パスポート申請費用は1~1.5万円

国境を渡る上で欠かせないパスポートは、10年間有効のパスポートで14000円ほどかかります。12歳以上の未成年の場合は、5年間有効のパスポートで9000円の申請費用が必要になります。

ビザ申請費用は2.5~8万円

アメリカに語学留学する場合、学生ビザ(185ドル)が必要になります。学生ビザを取得する人は、SEVIS費(350ドル)という学校と移民局、アメリカ大使館がデータを把握できるシステム費用を支払う必要もあります。

飛行機代は10~30万円

航空券は、アメリカのどの都市に留学するかによって変わってきます。人気の留学先であるロサンゼルス行きの航空券の相場は10万円から23万円で、ニューヨーク行きは15万円から30万円となっています。ハイシーズンかローシーズンに渡米するかによっても値段が変わってきます。

海外旅行保険は25~32万円

アメリカは医療費が高いため、海外旅行保険に入っておくことを非常に大切です。保険会社やプランにもよりますが、海外旅行保険費用の相場は年間25万円から32万円ほどかかります。留学保険の場合は、費用がこれよりもやや割高となります。

健康診断料は2~4万円

渡米する前に必要な健康診断料は、2万円から4万円程度かかり、英語診断書(英語翻訳)の費用などで追加で一万円ほどかかります。留学先から特別な指示がない場合は費用を抑えることができますが、指定がある場合費用が嵩む場合もあります。

格安語学学校の学費は125万円

入学金

格安語学学校、Language Systems Internationalに通う場合、入学金は150ドルかかります。また、学生ビザで留学する上で必要なI-20の郵送費として、100ドルかかります。入学金も郵送費も返金不可の費用となります。

授業料

こちらの学校の週18時間コースに参加する場合、学費は年間8092ドルとなります。TOEFL IBTコースや週36時間コースなど他のコースに参加する場合、費用やレッスン数によって授業料が変わります。

教材費

授業や課題の面で欠かせない教材の費用は、50ドルから200ドルほどかかります。受講するコースや英語力向上(クラス昇級)のペースによって、かかる教材費が変わります。

Language System (トーランス校)

高品質な語学学校の学費は360万円

入学金

国際的な評価を得る高品質な語学学校、Kaplan International Languageに入学する場合、入学金は200ドルです。I-20郵送費は90ドルほどかかります。

授業料

こちらの学校には長期(8ヶ月)留学する、アカデミックイヤーコースがあります。20週以上受講する場合は週$450-$500の学費がかかり、コースを追加して一年間在学する場合、合計授業料は21600ドルから24000ドルとなります。

教材費

受講生は教科書と学習教材が提供されます。プログラムによっては教材の購入が必要となり、約
150ドルほど見積もっておくと良いでしょう。

カプランインターナショナル ロサンゼルス・ウエストウッド校

住居費

ホームステイ費用は220万円

語学留学中、ホームステイに滞在する場合、一日2回の食事つきで年間223万円程度かかります。都市や立地によって金額に違いが出ます。食事なしのホームステイの場合、滞在費を抑えることができます。

シェアハウス費用は100~140万円

アメリカのシェアハウスに滞在する場合、年間で100万円から136万円ほどが費用相場となります。個室やルームシェア、立地などの条件により金額が異なりますが、ホームステイより全体的に価格が低い傾向があります。ただし、食事は付いておりません。

生活費

食費は50万円

アメリカ留学中の年間の食費は、ホームステイの2回の食事以外でファストフードなどの外食を毎回した場合、年間43万円程度になります。食事抜きの滞在では、自炊メインで60万円、外食メインだと100万円以上になります。

交通費は15万円

ダウンタウンなどの中心部で公共交通機関が使える場合、交通費は年間14万円程度です。郊外に留学する場合や配車サービスまたは車を利用する場合、州によって異なりますが25万円から48万円ほどかかります。

娯楽費は84万円

娯楽費は、趣味や生活スタイルによってだいぶ差が出ますが、一年間の平均的な値は84万円です。留学中にできるだけ観光や旅行をしたいという人は、より多くの娯楽費を見積もっておくと良いでしょう。

アメリカでの留学費用目安を解説!物価や節約術までまるわかり

節約する方法

飛行機

アメリカ留学で節約する方法1つ目は、飛行機代をできるだけ安く抑える方法です。安く航空券を購入するには、ローシーズンに渡米したり、余裕を持って航空券を購入したり、L C Cまたは乗り継ぎ便を利用するなどの方法があります。

語学学校

アメリカ留学の全体費用の大部分を占める学費を抑えることで、大きな節約に繋がります。ご紹介したような格安語学学校を選ぶことで学費や入学金を少しでも抑えることができます。

 

ただし、格安語学学校はやはり英語力が伸びづらい環境ですので、進学やキャリアアップを目的に留学される方にはおすすめできません

住居

住居費を効果的に節約するためには、滞在方法にこだわることも大切です。シェアハウスは家賃の幅が広く、ローカル情報や現地の留学生や在住者を活用することで、できるだけ安い部屋を探すこともできます。渡航前は1~2か月のみ滞在先を確保しておき、残りは現地で格安な物件を探しましょう。

生活費

留学中の生活費の大部分が食費と娯楽費です。この2つの出費を抑えることができれば、全体費用を大きく節約できます。食事は自炊を心がけ、無駄な買い物を避けることで、不必要な出費を省くことができます。

無料留学エージェントの利用

留学準備をする上で多くの人が利用する留学エージェントですが、このエージェント費用を節約することも可能です。手数料がかからない無料留学エージェントを利用することで、渡米前の出費を抑えることができます。

どうしても費用が足りない場合は他国を検討しましょう

ここまでご紹介したようにアメリカは留学費用が高めの国です。もしもう少し費用を抑えたいという方は、カナダやオーストラリアなど他の国での留学を検討することも1つの選択肢です。

カナダの費用目安

カナダに一年間語学留学する場合、全体費用の目安は300万円から400万円ほどです。カナダはアメリカよりも全体的に物価が低く、カナダドルもアメリカドルほど高くないため、アメリカ留学の代替案として有効です。

カナダ留学ならラララ・カナダ

オーストラリアの費用目安

オーストラリアの語学学校へ一年間通う場合、200万円から350万円程度の費用がかかります。オーストラリアの場合、学生ビザでも就労可能なので、渡航後の生活費はバイト代で補えます。また、ワーキングホリデービザで留学することもできます。

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まとめ

アメリカ語学留学は、語学学校や留学都市、滞在方法など様々な点を工夫することで費用をカスタマイズすることができます。今回はアメリカに一年間語学留学をする場合にかかる費用とその詳細についてご紹介しました。

佐々木萌里

高校でのサンフランシスコ郊外への1年の留学をきっかけに、アメリカ・カリフォルニア州のコミュニティカレッジへの進学を決意しました。大都市から自然豊かな田舎まで揃うアメリカでは、自分に合う留学先が必ず見つかるはずです。文字では伝えきれない魅力をぜひ現地で感じていただきたいです。

カウンセラーに質問

アメリカの大学の入学方法を徹底解説。主な評価項目や入学条件。


アメリカの大学への入学方法は1つとは限らず、様々な方法があります。アメリカのどのエリアに留学するのか、私立大学、州立大学どちらに入学するのかによって、入学方法や必要書類が異なります。今回は、そんなアメリカの大学への入学方法について、アメリカの大学の特徴と入学方法の種類、必要な書類や合格するために必要な英語能力、費用、出願時期、おすすめの入学方法などについてご紹介します。

アメリカの大学の概要

アメリカには主に4つの種類の大学またはカレッジが存在します。2年制大学のコミュニティカレッジ、四年制の州立大学、四年制の私立総合大学、小規模な私立四年制大学のリベラルアーツ・カレッジがあります。アメリカの大学は単位制で、日本の大学と比べて入学は優しく卒業が難しいとされています。

アメリカの大学への3つの入学方法

①直接入学

アメリカの大学に入学する方法1つ目は、四年制大学に直接入学する方法です。こちらの方法は、私立大学や西海岸以外の大学への入学する際の方法として主流です。大学にもよりますが直接入学の場合、入学基準が高めに設定されており、編入システムを利用しないため、四年間の合計の学費が高くなる傾向があります。

②日本の大学から編入

2つ目の入学方法は、日本の大学で一部の単位を履修した後にアメリカの大学に入学する方法です。こちらの方法では、日本の大学で一般教養などの単位を取得しておいて、その単位をアメリカの大学に移行することでアメリカの大学への入学が可能となります。単位移行が受理されるかどうかは出願する大学によって異なるため、日本の大学在学時からリサーチをしておくと良いでしょう。なお、出願後に移行可能単位数が正式にわかることが多いです。

日本の大学からアメリカのコミュニティカレッジ/大学に編入する方法

③コミュニティカレッジからの編入

アメリカの大学への入学方法3つ目は、コミュニティカレッジから四年制大学へ編入する方法です。こちらの方法は、特に西海岸の大学に入学する時に便利な方法で、カリフォルニア州やワシントン州などは特に編入制度が整っています。主に州立大学への編入を目指す学生が多いですが、一部の私立大学で編入制度を受け入れているところもあります。

アメリカ留学するならコミュニティカレッジから大学編入がおすすめ

日本の大学のような試験はない

アメリカの大学に入学する際に、日本の大学への入学と異なる点は、全国一斉の入学試験がないことです。学部入試や大学それぞれの入試もないため、一発の試験の結果に左右されずに出願することができます。試験がないため、入学評価基準は主に書類審査となり、基準も大学によって異なるため、偏差値なども存在しません。

7つの評価項目

①高校の成績

入学安否の評価基準の1つ目は、高校在学時の成績です。成績は多くの大学で非常に重要視され、高校三年間の成績が評価されます。この成績の値(GPA)は、アメリカの高校では4段階評価ですが、日本の5段階評価の成績を提出することも可能です。アメリカの大学に入学を果たすには、最低平均5段階中3以上をキープしておいた方が良いでしょう。

②課外活動

アメリカの大学に入学する際、高校時代やコミカレ・日本の大学在学時の課外活動歴も評価の対象となります。テストなどの点数では測れない出願者の魅力を、課外活動で評価する大学も増えてきています。課外活動では、リーダーシップや特技、忍耐力、責任感、両立性などが評価されます。

③エッセイ

エッセイも入学の安否に影響を与える評価項目の1つです。エッセイは、高校の成績と同様に大学入学時に重要視される項目で、多くの大学が提出を義務付けています。大学に自分のことを知ってもらうために、自分の性格や勉強への熱意、経験などをエッセイに記すことで、審査官に人間として、学生としての魅力をアピールできます。

④推薦状

一部の大学では、推薦状を評価基準として採用しているところもあります。私立大学やエリート大学では特に重要視される項目で、2通の推薦状を要求される場合が多いです。推薦状は、高校の先生や大学の教授、部活の顧問など、自分の強みや良いところをよく知っている人に書いてもらうのが良いです。

⑤SAT

SATとは民間企業・団体が統括するアメリカの全国統一試験です。こちらは、日本の一斉入学試験とは異なり、複数回試験を受けるチャンスがあります。留学生の場合、成績やエッセイ、英語能力のスコアなどで入学安否を判断し、SATのスコアを提出する必要のない大学もあります。

⑥面接

入学前に面接を行う大学も少数ですが存在します。特に私立大学やアイビーリーグなどの大学では、面接を求められることがあります。キャンパスに出向いて行うタイプと日本からリモートで参加できるタイプがあります。面接官と出願者がお互いを知れる良いチャンスであり、自分をアピールする良い機会でもあります。

⑦英語力

英語を母国語としない国からの留学生は、英語能力を証明しなければなりません。事前にTOEFLやIELTSなどの試験を受けて、大学が提示する基準を超えるスコアを取得する必要があります。コミュニティカレッジは英語能力の基準が低めに設定されており、四年制大学は高めに設定されています。

高校の成績について

年次が上がるにつれて成績が向上している方が好評価

高校の成績について、全学年で好成績を維持していることが理想的ではありますが、年次が上がるに連れて成績も上がっている場合も大学側に好印象を与えられます。学年が上がることに成績が上がっていれば、勉強への意欲や努力などを高く評価してもられる可能性があります。

高校のレベルはエッセイ/推薦状で伝える必要あり

アメリカの高校は日本のように偏差値がありません。そのため日本のように高校の学力レベルが明白に分けられていないため、自分が通っていた高校のレベルを推薦状やエッセイで伝えることが大事です。進学校で悪い成績を取ってしまった場合、それをカバーする説明としても利用できます。

4年制大学に直接入学する条件目安

項目条件目安
GPA3.0~4.0
TOEFL IBT61~81
四年間の学費840万円~2400万円

四年制大学に直接入学する場合、合格するにはトップ大学ならできるだけ4.0に近いGPA、それ以外の大学なら3.0は欲しいところです。英語力は、TOEFL IBT 61-81、IELTS 5.0-6.0を基準とする大学が多いです。なお、資金面も審査対象になることがありますが、四年間の学費は、840万円から2400万円と大学によって差が出ます。

コミュニティカレッジに入学する条件目安

項目条件目安
GPAなし
TOEFL IBT45~61
四年間の学費260万円~312万円

コミュニティカレッジに入学する場合、高校のGPAの基準を儲けていない学校が多いです。英語力はTOEFL IBT 45-61、IELTS 5.0-6.0を求めるところが多いです。卒業までの二年間で260万円から312万円ほどの学費資金が必要です。なお、学費以外に滞在費/生活費で年間200万円程度が必要です。

出願時期の目安

アメリカの大学の出願時期は、どの学期から入学するかによって変わります。秋学期(9月)スタートの場合、その年の1-3月を締め切りとする大学が多いです。春学期(1月)スタートの場合、一般的に前年の8-9月が出願締め切りとなります。

コミュニティカレッジからの大学編入がおすすめ

アメリカの大学へ入学する場合、コミュニティカレッジに二年間通って、その後に四年制大学で残りの二年を過ごす留学スタイルが人気があります。コミカレから大学編入することで入学難易度が低く、費用も抑えることができるため、非常におすすめの方法です。

アメリカのコミュニティカレッジに通うメリットとは?人気コミカレ10校も!

英語力が足りない場合は事前に語学学校で「SAT」「TOEFL」対策をしましょう

もし英語力が足りない場合は、最初に語学留学をすることで対応できます。語学学校で英語力を高めながらSATやTOEFL対策をすることも可能なため、アメリカの生活に慣れていきながら、英語の準備も着実に進められます。

アメリカで一般英語を学べる語学学校一覧【全44校】

まとめ

アメリカのどの大学に入学したいのか、どの留学方法を選ぶのかによって出願準備は変わってきます。英語力や自分の意思と相談して、出願準備を進めていきましょう。

呑村紗也佳

アメリカの語学学校・コミュニティカレッジを卒業。私にとって海外留学は、「それまで持っていた常識や当たり前を180度覆し、価値観がぐんと広がった」そんな経験でした。もともと留学や海外に興味はなかったですが、両親が留学を勧めてくれたのをきっかけにオーストラリア・カナダ・アメリカで計4年ほど海外生活を送りました。

カウンセラーに質問

シカゴ留学が人気な理由。基本情報とメリット・デメリット完全ガイド


アメリカ中西部に位置するシカゴは、全米の人口ランキングでトップ3に入る大都市です。シカゴでは、西海岸や東海岸の海に面した都市とは違った文化や雰囲気を感じられ、日本人留学生が比較的少ないのにも関わらず、交通網や経済が発展しており暮らしやすい環境が整っています。今回は、シカゴ留学について知っておきたい基本情報、費用目安、滞在方法からシカゴに留学するメリット、デメリット、シカゴ留学の適性、お勧めの語学学校や大学を解説します。

シカゴの基本情報

シカゴの面積と人口

イリノイ州に位置するシカゴは、2020年時点で人口が約270万人を超える大都市です。ニューヨークとロサンゼルスに続く人口を誇っていおり、シカゴ市内の人口は、約45%が白人、約30%が非ヒスパニック、約30%がアフリカ系アメリカ人、約25%がヒスパニック系、約5%がアジア人で構成されています。シカゴの総面積は606.1平方キロメートルとなっています。

シカゴの地区・エリア情報

シカゴには主に9つの地区があります。セントラルは高層ビルが立ち並ぶ経済中心エリアで、その北部に多様な食文化を楽しめるノースセンター・リンカンパークがあります。文化的な雰囲気のあるアップタウンやシカゴ大学が位置するハイドパーク・サウスサイドエリアなどもあります。高級住宅街のファーウエストサイド、自然豊かなファーノースウェストサイドの住宅街、セントラルに隣接するニアウエストサイドの住宅街、南部にも広大な住宅街が広がっています。

シカゴの物価

アメリカは全体的に日本よりも物価が高い傾向がありますが、シカゴも物価が高い都市の1つです。2020年には、アメリカの75都市を対象とした物価の高い都市ランキングでシカゴは15位にランクインしました。しかし、ニューヨークやサンフランシスコなどに比べると、シカゴの物価は安いため、アメリカの大都市の中では物価が安いのが特徴です。

シカゴの気候

シカゴは亜寒帯湿潤気候に属しているため、年間の気温差が激しいのが特徴的です。特に夏と冬の気温差が激しく、一番暑くなる7月が平均23度で、一番寒くなる1月が-4度になります。東京の気温と比べても、年間を通して寒く感じるのがシカゴの気候です。また、シカゴは風の都市と呼ばれるほど風が強いことで有名です。

日本からシカゴへの移動

日本からシカゴへのアクセスは、直行便と乗り継ぎ便から選べます。羽田空港、成田空港共にシカゴオヘア空港に直行便を出しており、約12-13時間のフライト時間で到着できます。ANAやJAL、ユナイテッド航空などが直行便を出しています。乗り継ぎ便の場合、ロサンゼルスやサンフランシスコなどのアメリカの主要都市やカナダやドイツを経由する便なども利用できます。

シカゴ留学のメリット5選

1. 大都市なのに物価が安め!

シカゴは上記した通りアメリカで3番目に大きい都市ですが、それにしては物価が安めなのが特徴です。アメリカは全体的に物価が高いですが、シカゴは西海岸や東海岸の大都市と比べて、現地の出費を抑えることができます。シカゴなど中西部の都市は家賃が低めで、特に外食費や食品は物価が安い傾向があります。留学中にできるだけ節約をしたいけど、大都市で生活したいという人に魅力的な環境です。

2. 四季を感じられる気候!

シカゴは、他の都市と比べても四季をはっきり感じられるのもメリットです。一年の気温の変化によって木々の色の変化やイベントを楽しむことができます。夏は暑さと湿気があり、冬には雪が降ります。春と秋は過ごしやすく、観光や留学に人気のあるシーズンです。西海岸の都市の多くは四季がなく、東海岸でも雪が降るほど四季の変化が激しい都市は多くないので、シカゴでははっきりとした季節の変化を楽しめます。

3. 移動しやすい街!

シカゴ留学の大きなメリットは、交通網が整っているため移動がしやすいことです。シカゴにはCTAという地下鉄やバスなどがあり、歩行者も多い街です。市内やシカゴ周辺エリア、東海岸の大都市などへの交通アクセスが良く、滞在先によっては車がなくても生活することが可能です。アメリカは多くの場所が車社会ですが、シカゴのような交通網が整っている都市は貴重なため、留学先に非常に向いています。

4. 日本人が少ない

シカゴは、日本人率が低いアメリカの大都市の1つです。ニューヨークに日本人が6万人以上在住しているのに対し、シカゴ在住の日本人の数は3000人以下です。普段の生活でも日本語を聞くことはほとんどなく、留学中は英語漬けの生活に浸ることができます。必要であれば日本人コミュニティを探すこともでき、日本食が恋しくなれば、日系スーパーを利用することもできるため、日本文化とアメリカ生活のバランスをとりやすい都市です。

5. 都会だけなく自然も楽しめる!

シカゴは、高層ビルが立ち並ぶ大都市ですが、自然を身近に感じられるのも特徴です。シカゴは、五大湖の1つであるミシガン湖畔に位置しているため、湖へのアクセスも良く、シカゴ川を眺めることもできます。シカゴはインディアナ州に近いため、インディアナの国立公園にアクセスすることもできます。他にも郊外には州立公園が複数あり、自然アクティビティ好きにもぴったりな都市です。

シカゴ留学のデメリット3選

1. 治安が良くないことで知られてる都市

シカゴは治安が良くないことで有名で、犯罪率や事故率が非常に高いです。鉄格子が付いている建物や道端にホームレスを見ることも少なくありません。特にダウンタウンより南部は危険エリアとして知られており、極力避けるのが大切です。トラブルを避けるためにも、目立った格好を避け、治安の良いエリアで行動し、所持品を前に抱えて、ながら行動をしないなどの対策を立てることが大切です。

2. 寒さがきついと感じる人も

シカゴの冬は氷点下になることもあるため、寒さの厳しさがデメリットとして挙げられます。雪が降るほどの寒さに慣れていない人は、シカゴ生活が辛いと感じることもあります。そのため、外出時の防寒対策は必須です。特に12月から2月は、コート、手袋、帽子、マフラーなどで防寒をしっかりするのがおすすめです。冬は室内アクティビティが自然と多くなるため、覚悟しておくと良いでしょう。

3. 騒音やビル風が強い

シカゴでは多くの人が暮らしているため、その分都会の騒音が気になる人もいるでしょう。街の中心街に滞在する場合は特に騒音問題に悩まされることもあります。大都市生活ならよくあることかもしれませんが、慣れていないと睡眠の質やストレスに影響が出てしまいます。また、シカゴは風が強いため、高層ビルの間はビル風の影響で非常に寒く感じることもあります。

シカゴ留学はこんな方におすすめ

シカゴ留学が向いている人は、都会生活を送りながらも少しでも生活費用を抑えたい人、日本人が少ない環境で勉強に集中したい人、雪の降る都市で生活してみたい人、寒さに耐えられる人、西海岸や東海岸のような定番の留学先でなくユニークな体験をしたい人、交通網が整っている街に留学したい人、治安の面で周りに注意して生活ができる人などが当てはまります。

シカゴでの滞在方法

ホームステイ

留学中の滞在方法として人気が高いホームステイでは、現地の家族の家に住まわせてもらう方法です。アメリカ人家族のホストファミリーはもちろん、他にも移民や国際式豊かな家族の家で、現地生活を体験できます。英語環境に浸ることができる上に、ホストファミリーによってはスペイン語や他言語を話す場合もあるため、複数の文化や言語に触れられる場合もあります。食事付きのホームステイを選ぶと、毎日の食事に困ることなく生活できます。

シェアハウス

シカゴエリアでシェアハウス生活を送ることもできます。シェアハウスは、あらゆるバックグランドの人々と共同生活をしながら、自炊などホームステイよりも自由が広がる滞在方法です。ホームステイよりも、家賃が安い場所が多く、シカゴ中心地から郊外まで住める範囲も幅広いのが特徴です。留学中に現地のコミュニティやインターネット情報を利用して部屋を探す人が多い滞在方法です。

一人暮らし

より自由な生活を送りたい人は、シカゴで一人暮らしをすることを検討してみるのも良いでしょう。アパートなどで一人暮らしをすれば、同居人に気を使う必要がなく、ルールにも縛られることがないため、一人の時間を大切にしたい人にぴったりな方法です。こちらの滞在方法は、他の方法と比べると難易度が高く、全てのアパートが留学生に部屋を貸すことに良心的ではないため、手続きが複雑なケースも存在します。

シカゴ留学の費用目安

語学留学

シカゴの語学学校に通う際にかかる費用は1ヶ月76万円ほどが平均的です。こちらの費用は、学費、学校関係費用、滞在費、ビザ関連費、食費、通信費、交通費、個々の出費、海外旅行保険代、航空券代を含んだ見積もりとなっています。航空券などは時期によって金額に差が出やすく、生活スタイルやプログラムによっても金額が多少変わります。一年間でかかる平均費用は640万円ほどとなります。

カレッジ留学

シカゴがあるイリノイ州のコミュニティカレッジに通う場合、春と秋学期の9ヶ月間でかかる費用は 300万円ほどと見積もっておくと良いでしょう。これは、授業料、滞在費、食費、
交通費、教材費、個人の出費が含まれています。航空券や海外旅行保険代、ビザ費用など渡米前の準備金は含まれていないため、渡米後にかかる金額となっています。夏や冬に単位を履修する場合は追加で費用を見積もっておきましょう。

大学留学

シカゴの大学に正規留学する場合、州立大学の春と秋の二学期で600万円ほどかかるのが一般的です。授業料が約430万円、滞在費が150万円、食費が45万円ほどかかります。私立大学に留学する場合は、授業料がより高くなるため考慮しておくことが大切です。提示した金額は夏や冬の期間の費用が含まれていないため、一時帰国しない場合は追加で費用がかかります。

シカゴで人気の語学学校

Kaplan シカゴ校


Kaplanはアメリカを拠点とする大手語学学校で、シカゴにもキャンパスがあります。こちらの学校は、政府教育団体であるACCETに公式に認定された語学学校です。校内施設が充実していて、最新のテクノロジーを搭載した教室やコンピュータールーム、学生ラウンジなどがされており、学校専用の学生寮で多国籍の人々と交流できるのも嬉しいポイントです。カレッジ・大学進学サポートも手厚く、100以上の提携校があります。

カプランインターナショナル シカゴ校

シカゴで人気の大学3選

University of Illinois at Chicago


イリノイ大学シカゴ校は、全米公立大学ランキングでトップ25に入る名門州立大学です。多国籍・多言語が交わる大学で、化学や研究分野に強い大学としても有名です。学生数は約3万人、留学生は約4000人在籍しています。学生と教授の割合が18対1と小さい割合で生徒と教師が交流しやすい環境があります。留学生向けのUIC Globalセンターがあり、学術アドバイスや計画、社交、就職活動など様々な面でサポートしてくれます。

University of Illinois Chicago

Roosevelt University


ルーズベルト大学は、シカゴエリアに2つのキャンパスを持つ私立大学です。大学名はフランクリン・ルーズベルト大統領から付けられています。125以上の学士・修士プログラムがあり、社会学のプログラムが特に高く評価されています。インターンシップやボランティアの機会が豊富で、シカゴ市内のキャンパスの近くにはレストランや美術館、ミシガン湖があり、都会の便利な留学生活を楽しめます。

Roosevelt University

Concordia University Chicago


コンコーディア大学シカゴ校は、私立リベラルカレッジで150年以上の歴史を持つ大学です。大学の規模が小さめで全校生徒数は5300人ほど、リベラルアーツ分野と修士号に定評がある学校です。最短1年で修士号を取得できるプログラムもあり、短期の大学院留学にも最適です。キャンパスは、シカゴ郊外の住宅街に位置しており、静かでより自然を身近に感じられる環境の中にあります。

Concordia University Chicago

まとめ

大都市でありながらアメリカ内陸部の生活を体験できるシカゴ。大都市でありながら日本人が少ないため、都会で英語勉強に浸りたい人には最適な留学先です。

酒井大輔

大学時代にアメリカ/カナダをバスで横断。ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトル、ワシントン、ニューヨークなど様々な都市を3か月かけて巡りました。カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)の付属語学学校に通った後、MBAに進学。家族と2年間サンディエゴで暮らしました。

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