アメリカの東海岸で留学できる都市6選!特徴や費用をご紹介。


アメリカ東海岸は、経済的に発展した都市が多く、ニューヨークやボストンなど海岸に面した都市もあれば、シカゴやアトランタのような内陸に位置する都市もあります。東海岸は日本から距離が離れているアメリカのエリアにはなりますが、西海岸とは違った雰囲気や文化、景観を感じられる人気の留学先です。今回は、東海岸の基本情報や特徴、都市について、費用や注意点などを含めてご紹介します。

東海岸とは

概要

アメリカ東海岸は、アメリカ大陸の東側の州のことを指し、大西洋に面している州はもちろん、定義の仕方によってはイリノイ州などの内陸の州も含みます。東海岸には世界経済の中心地や学術都市、アメリカ独立の歴史的な街が集まっているのが特徴です。アメリカの約3分の1の人口が東海岸に住んでいます。

人種

東海岸は、西海岸と比べて全体的に白人率が高く、ヒスパニック系が少ない傾向があります。北部は白人やアジア系の人口が多く、南部に行くと黒人やヒスパニック率が高くなります。東海岸の大都市は多様化が進んでおり、現在はあらゆる人種や民族、文化、価値観が共存しています。

治安

アメリカ東海岸の治安はというと範囲が広いため一概には言えませんが、大都市は治安が悪い傾向があります。ニューヨークやシカゴ、アトランタなどは治安が良くないことで知られていますが、安全なエリアももちろんあります。ボストンは東海岸の中でも治安が良いことで有名です。

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アメリカの東海岸で留学に人気の大都市3選

①ニューヨーク


東海岸の最大の都市であるニューヨークは、世界の経済の中心地でもあり、ファッションやビジネス界でも非常に発展している都市です。観光客や留学生に人気が高く、観光地や語学学校の種類が豊富です。人種的にも多様で、外国人や移民を含むあらゆるバックグランドを持った人々が暮らしています。

②ボストン


ボストンは世界的な学術都市で、名門ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学を含むレベルの高い大学が集まる都市です。ボストンティーパーティーなど、歴史的にも深い都市でもあります。東海岸の都市の中ではアジア人率が高い他、アメリカで一番ヨーロッパを感じられる都市とも言われています。

③シカゴ


シカゴは、ニューヨークとロサンゼルスに続いてアメリカで三番目に大きい都市で、海岸線がない東海岸エリアで最も栄えている都市の1つです。日本人留学生が比較的少ない都市で、公共交通機関が栄えているのも特徴です。語学学校や大学も多く、本格的に英語環境に浸りたい人に最適な場所です。

アメリカの東海岸で留学に人気の中規模都市3選

①フィラデルフィア


フィラデルフィアは、アメリカの歴史上重要な都市で、文化遺産や史跡などが集まっています。美術館や博物館が多いため、国内外問わず観光客に人気のある場所です。ペンシルベニア大学やテンプル大学などが集い、日本人留学生が少ない他、交通機関も整備されているため留学に適しています。

②マイアミ


マイアミは、リゾート地としても有名なフロリダ州にある都市で、冬でも温暖な気候が特徴的です。ヒスパニック系の人口が多く、特にキューバ文化を感じられる街です。海や熱帯雨林など
の自然アクティビティが豊富で、物価が低い特徴がある他、オーランドへのアクセスもしやすい都市です。

③アトランタ


アトランタは、アメリカ南東部のジョージア州にありコカコーラやデルタ航空などの本社があり経済的にも発展してきている都市です。現代的な建物が集う中心エリアや黒人人口が多いのが特徴で、ジョージア大学やエモリー大学などレベルの高い大学も存在します。南北戦争の歴史を感じられる他、美術館や博物館が多いのも特徴です。

東海岸の特徴3選

1. 四季を感じられる気候

東海岸は、年間を通して温暖な西海岸とは異なり、四季の変化がはっきりしています。夏は暑く、冬は寒く、春と秋にも自然の変化を感じることができます。そのため季節のイベントや旅行などを楽しむことができます。北部では冬に雪が降るエリアもありますが、雪が降らないエリアもあります。

2. 人口密度が高い

東海岸の都市は、西海岸と比べて人口密度が高いのも特徴です。特にニューヨークやボストンでは、都市部に人口が集中しているため、日本の都市部のような雰囲気に近いものを感じられます。そのため交通機関が整っている街が多く、車なしでも都市部を移動できるため、歩行者に優しい環境で生活できます。

3. 基本的な英語力を求められる文化

東海岸では、レベルが高い大学が多いことや、英語を話せるヨーロッパからの移民が多いこともあり、西海岸よりも基本的な英語力を求められる風潮があります。東海岸の生活スタイルは早く、忙しい傾向があるため、英語ができないと生活するのに苦労する可能性があります。留学前に最低限の英語を学んでおくことをおすすめします。

東海岸での留学タイプ3選

語学留学

語学留学とは、語学学校で会話力を含む英語力向上を目的とする留学タイプです。初心者から上級者までレベルに合わせたプログラムに参加でき、修了証明書の発行や大学編入のサポート、イベントの開催などのサービスを兼ね備える学校も多いです。

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コミカレ留学

コミカレ留学とは、二年制のコミュニティカレッジに進学し、専攻を決めて准学士号取得や大学編入を目指す留学タイプです。語学留学と違い、現地のアメリカ人学生と一緒に授業を受けることができるため、よりアメリカの文化や価値観を感じられる生活を送れます。

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大学留学

大学留学は、現地の四年制大学の学術プログラムに参加する留学タイプです。通学期間は基本的に4年間で、コミカレよりも入学基準が高く、高品質な授業を受けられる特徴があります。学費もコミカレよりも高めに設定されています。卒業後、大学院留学につなげることもできます。

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東海岸に3か月留学した際の費用目安

学費

東海岸に語学留学する場合、3ヶ月の平均的な学費は80万円前後です。コミカレで夏の3ヶ月のプログラムに参加した場合、6単位(2クラス)取るとしたら約30万円、大学で同じ単位数を履修する場合は、州立大学で50万円程かかります。私立大学の場合、より高い学費が必要になります。

滞在費

東海岸の都市によって滞在費は多少違いが出てきますが、個室のホームステイで3ヶ月を過ごす場合60万円前後が一般的です。食事の有無や円ドルのレートによって金額は変わります。学生寮は四人部屋で45万円程度、シェアハウスの場合は、30万円から50万円ほどかかります。

生活費

生活費は、食費が自炊多めで約15万円、外食を適度に取り入れて25万円程度かかります。携帯の通信費はプランにもよりますが24000円程で、交通費が公共機関を主に利用して3万円程度です。その他娯楽や生活用品にかかる費用は人によって差が出やすいですが10万円から30万円ほどかかります。

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東海岸に留学する際の注意点

これは東海岸にだけ言えることではないですが、アメリカに留学する場合、身の回りに常に気をつけることは大切です。混雑しているエリアや治安の悪いエリアでは、持ち物や周りの人に注意した方が良いでしょう。また、お金の使いすぎにも注意することで、賢く効率的に留学生活を送れます。

まとめ

東海岸は、深い歴史やヨーロッパの雰囲気など西海岸にはない様々な魅力が詰まっています。英語力をより真剣に鍛えたいという人や移動の利便性を重視する人に、非常におすすめの留学先です。

 

なお、西海岸にも興味がある方は下記をぜひご覧ください。

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酒井大輔

大学時代にアメリカ/カナダをバスで横断。ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトル、ワシントン、ニューヨークなど様々な都市を3か月かけて巡りました。カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)の付属語学学校に通った後、MBAに進学。家族と2年間サンディエゴで暮らしました。

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